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945.アガサ・クリスティ

2008.04.29

奥さまは名探偵 2005 フランス

原題だと、Mon petit doigt m'a dit..., と言う。
直訳は「指が私に言ったのよ・・・」だが、仏和辞典によると「第六感」の意味だ。

アガサ・クリスティ原作「親指のうずき」の原題、By the pricking of the thumb(シェークスピア「マクベス」の台詞らしい) と意味は近いけれども、「マクベス」フランス語訳でもこう言ったのかな。

原作では、「NかMか」以来久々に登場のおしどり探偵トミーとタッペンス夫婦が活躍する。
しかし映画ではフランス名、ベリゼールとプリュダンスに変わっている。
少し冗長に感じられた原作だが、映画では展開は速い。


ベリゼール(トミー)とプリュダンス(タッペンス)は、もはや孫のいる身だ。
ベリゼールの叔母が養老院で亡くなり、二人は遺品を引き取りにいく。
プリュダンスは遺品の中の風景画に見覚えがあった。

その絵は叔母が亡くなる前に、ある老婦人から譲り受けていた。
その老婦人は誘拐されてしまう。
プリュダンスは老婦人とその風景画の場所を求めて、旅に出る。

主役のカトリーヌ・フロって、「奇人たちの晩餐会」しか見ていないが、
なかなか、かっこいいおばさんだ。
フランス最高の女優ザビーネ・アゼマには敵わないが、ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド(Geneviève Bujold)とはいい勝負だった。

入院しているシーンで彼女が歌っているシャンソンの題名をど忘れしてしまった。
大好きな曲なのだが。


監督・脚本:パスカル・トマ
脚本:ナタリー・ラフォーリー、フランソワ・カヴィリオーリ
撮影:ルナン・ポーレ
出演:カトリーヌ・フロ(「女はみんな生きている」)
アンドレ・デュソリエ(「恋するシャンソン」「アメリ」)
ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド(「まぼろしの市街戦」「1000日のアン」「大地震」「コーマ」、ハリウッドでも活躍した。)
ヴァレリー・カプリスキー(「ブレスレス」「私生活のない女」)
ローラン・テルジェフ
アレクサンドラ・スチュワルト

2008.03.31

シタフォードの秘密 アガサ・クリスティ

1931年発表のノン・シリーズ(ポワロや有名な探偵が登場しないシリーズの意味)。
タイトルは有名だが、今まで読んでなかった。

雪に閉ざされた山荘で降霊会が行われる。
お告げは、山荘の主人が死ぬという。
不安を覚えた友人は早速、主人のもとへ駆けつけるが、彼はすでに殺されていた。

犯人は予想通りだった。
しかし、トリックは???
警察は何を見ていたのか。
敏腕警部ナルコットは何をやっていたのか!
馬鹿馬鹿しくて、あきれてしまった。
これだから、アガサは止められない(笑)

この作品は二年前、ジェラルディン・マッキーワンの新ミス・マープル・シリーズでドラマ化されている。
そのうち日本でも放送されるだろう。
原作と比べて、内容をがらりと変えているようだ。
何しろ、配役表にWinston Churchillとある(笑)
どういう結末に描いているか、楽しみだ。

とくに、原作のヒロインであり探偵役でもある、婚約者エミリー(Zoe Telfordが演ずる)は、ミス・マープルが現れたので、役割が変化しているだろう。


2007.01.06

チムニーズ館の秘密 アガサ・クリスティ 高橋豊訳 早川文庫

アンソニー・ケイドは、友人の書類を届けることで、まさかこんな国際的陰謀に巻き込まれるとは思っても見なかった。
何者かがヘルツェスロバキアの王政復古を阻止しようとして、彼の書類を奪ったのだ。
スコットランドヤードとフランス警察は力を合わせて、チムニーズ館に国際的陰謀の主を追い詰める。しかし、この館には秘密が隠されていた。


なぜかドラマ化されない「チムニーズ」
バルカンの問題もあったのだろうが、あれはいつものことで仕方がない。
場所をどこかに移して、見切り発車してよい時期ではないか?

原作は1925年の話で、クリスティの人物描写がのちの時代ほどではなく、怖くも何ともないディクソン・カーを読んでいるような気にさせられる。

しかしこんな場合、脚本はかえって自由に作りやすいと思う。(名文だとやりにくい。)
犯人も(ファンには見え見えだが)一応「意外」だし、二枚目役はかっこよく扱えるし、美女は美しく扱える。

これを見ている英仏の映画ドラマ関係者、この企画を動かしませんか(笑)
もしかしたら新ミス・マープルが企画を立てているかもしれない。


2006.09.17

なぜエヴァンズに頼まなかったか 1980 LWT

アガサ・クリスティ原作の冒険譚、今回は吹き替え完全版で鑑賞した。
やや長い3時間ドラマながら、間延びせず、大成功している。
何しろ声優が大御所揃いである。

事件はウェールズの海岸で始まった。
ボビー・ジョーンズ(J.ワーウィック)がゴルフを楽しんでいると、見知らぬ男が崖から落ちて倒れている。
その男は死ぬ直前に「なぜエバンズに頼まなかったか」という言葉を遺した。
やがて男の妹が現れ、事故死で一件落着かと思われた。
しかしある日、ボビーは危うく毒殺されそうになる。
その話を聞いた、レディ・フランシス(フランチェスカ・アニス)の冒険心は大いにくすぐられるのだった。

さすがに「トミーとタッペンス」シリーズのパイロット版になっただけのことはある。
シリーズの最初にして、最高傑作である。
こういう作品を見ていると、ジェームズ・ワーウィックとヒュー・フレイザーが重なる。
どちらも、とぼけた味がよい。

吹き替え版で見ていると、声優の格から犯人は誰かすぐわかるのだが、証拠がなかなか出てこない。
田島令子は追加部分も一人で吹き替えをしていた。
角谷卓造はいまや「渡る世間は鬼ばかり」というより、アメリカでもっとも有名な名探偵モンクの吹き替えでおなじみになってしまった。

フランチェスカ・アニスは派手なレディ・フランシスが似合っている。
しかし庶民であるタッペンス役は似合わないと思う。
ニコルソン夫人役のマデリーン・スミスは逆にいささか地味だった。
もう少し派手な人が良かったな。

出演
フランチェスカ・アニス(田島令子)
ジェームズ・ワーウィック(ささきいさお)
リー・ローソン(橋爪功)
ロバート・ロングデン(角谷卓造)
ジョーン・ヒクソン(太田淑子)

ただ、この一作のために四枚組のDVDを買うのかは難問であろう。
ミステリーチャンネルで録画した方が良さそうだ。
IMDB

2006.09.03

七つのダイアル LWT 1982

あのチムニーズ館に滞在していたエリート外交官が、変死した。
昨晩、枕もとには八つの目覚まし時計がおかれていたが、朝になると一つ足りない七つの目覚まし時計が並んでいた。
二人目の外交官が撃たれる。
死の直前に遺した、「セブン・ダイヤルズ・クラブ」という言葉が謎を呼ぶ。
バトル警視のチームとバンドルのチームが、推理を競う!

出演
シェリル・キャンベル・・・バンドル(「牧師舘の殺人」)
ジェームズ・ワーウィック・・・ジミー(「トミーとタッペンス」のトミー)
ハリー・アンドリュース・・・バトル警視(「ラ・マンチャの男」牢名主)
ジョン・ギールグッド・・・バンドルの父ケイタラム卿(「オリエント急行殺人事件」ベドースのほか名シェークスピア俳優である。)
クリストファー・スカウラー・・・ビル

ドラマの展開としては、最初の二つの事件を急ぎ足ですっ飛ばしたという感じがする。
早く主人公のバンドルを登場させたかったのだろう。
それなら(原作とは違うが)最初から登場させれば良かったのではないか。

20年以上前に見ていたのだが、すっかり忘れていた。
ビルがジミーの部屋を訪れるところでようやく気がついた。
正直言って、こういう犯人は後味が悪い。

しかしシェリル・キャンベルは好演である。
なぜ彼女がタペンスにならなかったのか?
フランセスカ・アニスより数段よろしい。

また、なぜ「チムニーズ舘の秘密」を製作しなかったのか?

2006.08.28

秘密機関 1982 ハピネット・ピクチャーズ

アガサ・クリスティ原作の冒険ミステリ。
原題は、The Secret Adversary。 
ずっとAdversaryの意味は「機関」だと思っていた(^^ゞ

第一次大戦後の不況下。
労働党がイギリスの政権を取ったらソ連のようになっちゃうと信じられていた時代。
久しぶりに再会した幼なじみのトミーとタペンスは、英国の極秘条約文書消失事件に巻き込まれてしまう。
文書を狙っている革命組織の大ボス・ブラウンは誰なのか。
文書と一緒に消えた娘はどこにいるのか?

何度もテレビで見ていたが、新たに完全版DVD(吹き替え)で見た。
はじめは犯人が誰だか忘れていたが、途中で思い出した。

犯人ブラウン氏は目立たない男と言う設定だったが、十分目立っていた(^^)

フランセスカ・アニスの声は従来通り田島令子が演じていた。
いささかお年を召されたが、フランセスカ自身が派手な人だし、当時四十路前だったから、それほど差は感じなかった。
ジェイムズ・ワーウィックはテレビ版の「ささきいさお」ではなかった。
しかし、違和感はなかった。
ワーウィックは老けて見えるが、実は若くて、団塊の世代なのだ。

発売されているDVDは実質三枚組なのに、四枚組になっていて割高だと思う。
中古商品が出るのを待った方がいい。

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