ブログの移転先

カテゴリー

ココログ検索


  • ラジオデイズ

    声と語りのダウンロードサイト!


  • Google
無料ブログはココログ
2016年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
フォト

ウェブページ

« ひかりごけ 1992 日本 | トップページ | 浪花の恋の物語(1959)東映 »

2004.04.05

日本の母 1942 松竹大船

監督 原研吉
脚本 野田高梧 八木沢武孝
撮影 武富善男
音楽 浅井挙曄
出演   葛城文子(母) 佐分利信(長男) 三宅邦子(長男の妻) 上原謙(次男) 木暮実千代(次男の妻) 田中絹代(長女) 佐野周二(三男) 高峰三枝子(次女) 徳大寺伸 水戸光子(次女の友人で三男を思っている) 笠智衆 斉藤達雄(長女の別居している夫) 飯田蝶子 原保美

原研吉は小津安二郎の助監督出身。
その通り、キャストは小津作品の「戸田家の兄妹」に似ている。
しかし中身は大きく違い、リア王みたいな「戸田家の兄妹」と比べると、親子の断絶とはほど遠く、子どもたちはみな母親思いだ。
しかし意に反して母と離れ離れになる。
戦争が始まり、検閲が厳しくなったのであろう。
最終的には戦争を礼賛している。

ネタバレあり---

葛城文子の夢は子ども達みんなと近くに暮らし老後を安らかに生きること。
しかし長女の田中絹代と別居中の斉藤達雄がよりを戻し、南方へ帰っていく。
長男佐分利信は北大の農学部に移り、次男上原謙は東南アジアへ風土病の研究で移住する。

後半は一人になる母の身を案じて次女の高峰三枝子が結婚を思案するが、これも収まるところへ収まる。
最後には三男の佐野周二が出征していく。
母は昔のお手伝い飯田蝶子(息子原保美が戦死)に、日本の母の心得を説く。
子どもは国の役に立ってくれたのだから、立派に母親としての勤めを果たしたのだ。

---

最後の結婚式のシーンの仲人のスピーチは、男どもを戦場に送り出すのに利用されただろう。
母の戦争利用だな。
母も耐えているのだから、息子達よ、お国のためにがんばれと言うわけだ。

最後の母親の飯田に対する台詞も時代を感じさせた。
今だって、アラブの自爆テロリストの母親は、そう言うかも知れない。


個人的には売られた喧嘩は買うべきだと思う。
でも戦死したら、母親にはすなおに悲しんでほしい。

« ひかりごけ 1992 日本 | トップページ | 浪花の恋の物語(1959)東映 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/22870/400017

この記事へのトラックバック一覧です: 日本の母 1942 松竹大船:

« ひかりごけ 1992 日本 | トップページ | 浪花の恋の物語(1959)東映 »