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2004.05.28

赤ひげ 1965 東宝

2004年01月07日(水) 
No.99
監督 黒澤明
製作 田中友幸 / 菊島隆三
原作 山本周五郎
脚色 井手雅人 / 小国英雄 / 菊島隆三 / 黒澤明
撮影 中井朝一 / 斎藤孝雄
音楽 佐藤勝
配役:
三船敏郎 (新出去定(赤ひげ))
加山雄三 (保本登)
土屋嘉男 (森半太夫)
江原達怡(津川玄三)
団令子(お杉)
香川京子 (狂女)
藤原釜足 (六助)
根岸明美 (おくに)
山崎努 (佐八)
桑野みゆき (おなか)○
東野英治郎 (五平次)

懐かしい小石川の話。
と言っても植物園でなく療養所の方だ。


長崎で修行した保本(加山雄三)は小石川療養所で医者としてのキャリアをスタートさせる。
しかしこれは彼の本意ではなかった。
赤ひげ(三船敏郎)と呼ばれる老医師がここの長だ。

座敷牢から美しい患者(香川京子)が逃げた。
その女は奉公人を殺めたという話だったが、保本の前で身の上話を始めた。
保本も聞き入っていると、女は抱きついてきて首に簪を刺そうとする。
そこへ赤ひげが帰ってきた。
無事女は取り押さえられたが、その日以来保本は赤ひげに対して心を開く。

初めて手術に立ち会ったり、佐八(山崎努)の最後を看取り、保本は成長していく。
岡場所で見つけたおとよ(二木てるみ)は、凄い熱を出しているが医者の治療を受け付けない。
保本はおとよを部屋に休ませて、治療を試みる。
しかし保本の方が参ってしまい寝込んでしまう。
すると、おとよが彼の世話を見てくれるようになった。

保本には御殿医の口がかかるが、見合いの席でその話を蹴飛ばす。
養生所には、まだまだ学ぶことがある。

二人の女性の患者が興味深い。

香川京子が初めは美しいメイクで出てきたのだが、
男を抱きしめ男の体を帯で締め上げると、狂女のメイクになっている。
文楽のようだ。

香川は「幼少時にいたずらされておかしくなった。」と告白したが、
赤ひげは「そんな目にあった女は大勢いる、この女は生まれつきだ。」と言う。

二木てるみは12ぐらいの役だ。
女郎屋へ売られ下働きをしているが、幼児虐待を絶えず受けていて、狂い掛けている。
しかし保本が疲労で倒れると、女の本能がうずいて、病人の世話を見るようになる。


杉村春子の嫌みな女郎ぶりが良かった。
頭師良孝の子役ぶりも強烈だった。

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