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2004.07.15

リアリティ・バイツ 1993 米国

ウィノナ・ライダーイーサン・ホークが主演。
イーサンの恋敵を演じた才人ベン・スティーラーが初めて監督もやった。
ダニー・デビートが製作の一員に加わっている。


有名大学を卒業した仲間四人は、社会人になってからも仲がよい。
その中の一人イーサンは天才だったが、職を転々として落ち着かない。
ウィノナもテレビ局に勤めるが、豊かな才能があだになって、首になる。

ウィノナがテレビマン・ベンとつきあいはじめた。
ウィノナもイーサンの事が気になっていたが、大人のベンに頼りがいを感じる。

しかしウィノナの映像作品をベンの仲間がズタズタに編集したことから、ウィノナはイーサンに抱かれる。
お互いの思いが通じた初めての夜だった。

翌朝、ウィノナが目が覚めると、イーサンは身支度してこそこそと出ていくところだ。
二人の関係はもうこれきりなのか?
彼女は彼のライブに出かけるのだが、そこへ彼の父が危篤という連絡が入る。

題は「現実は厳しい」という意味。
90年代のジェネレーションXを取りあげている。
日本で言えば80年代の新人類だろう。

しかしこの映画はジェネレーションXに限らない、永遠の青春ドラマだ。
お互いに心の内で憎からず思っているのに、結ばれない。
それがひょんなきっかけから、結ばれるが、その後も素直になりきれず、なかなか前に進まない。

この映画を過大評価した時代もあったが、今見ると、新鮮だとは思えない。
時代設定が古くなったのではない。
見ている自分が古くなったのだ。


現実逃避のとっちゃん坊やイーサン・ホークは、最後に大人になる覚悟が出来たのか?
スーツ姿で出てきたときは、真面目に生きる気かなと思ったが、ラストではまた自分らしいラフなスタイルに戻っている。
この調子では、この二人はいずれ別れるだろう。
青春の輝きはいつか終わるものだ。

イーサン・ホークは妻夫木聡と同様に、いつまでも学生役が似合う俳優だ。
でもいずれ年を取って、それが弱点になる。

他にジャニーヌ・ギャロファロ(Vickie Miner役)、スティーヴ・ザーン(Sammy Gray役)が好演。

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