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« 好人好日(1961) 松竹 | トップページ | スチュアートリトル 2000 アメリカ  »

2004.07.31

半落ち 2003 東映

半落ちは容疑者が完全ではないが自供をしている状態を言う。
こんな警察用語をタイトルに持ってくるだけで、胡散臭くて見る気はしなかった。

しかしDVDを家族が借りてきて、見なさいと言う。
思ってるほど酷い出来ではなかった。

介護問題がテーマだった。
後半は浅田次郎原作のような泣きの映画にすり替わっていた。


前半はあまり面白くなかった。
テレビの刑事ドラマの焼き直しのようで、刑事の柴田恭兵と言い、適材適所の配役だが、いかにもコテコテで浪花漫才のようだ。
少しは崩した配役を見たかった。

後半は裁判所のシーンになり、前半と大きく変わった。
まず、被害者原田美枝子の姉樹木希林の涙だった。
これで観客は泣く準備が出来たはずだ。

真打ちはもちろん被告寺尾聡である。
彼を検事伊原剛、弁護士國村準、裁判官吉岡秀隆という暑っくるしい三人が、寺尾の空白の二日間に迫る。

「骨髄移植で助かった子に会いに行っていたんだな。」と、立場の違う三人がそれぞれに尋ねて、何とか寺尾を減刑してやろうとする。
寺尾の答えはすべて「知らない。」であった。

やがて判決が下り寺尾は拘置所へ移送される。
寺尾が車窓のカーテンを開けると・・・

「結論」は二つに分裂している。
安楽死を認めない限り、これがひとつにまとまることはない。
しかし介護問題に関わる人たちの「感情」は、うまく一つの方向にまとめることができた。

殺す側になるのか、殺される側になるのか。将来どちらが先に壊れるのか。
夫婦とは、そこまで考えなければならないものなのだ。

結局(ややくさいけど)脚本は成功している。
監督・脚本の佐々部清は以前、日米合作のアルツハイマー映画「ユキエ」に関係していたから、こういうものは得意なのだろう。



それにしても國村準の嫁さんが高島礼子なのに、激しく違和感を感じたのは、私だけではあるまい。

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コメント

はじめまして 風花のruruです
わたしの生ぬるーい記事にTBありがとうございます
映画お好きなんですね
わたしも高島礼子にはびっくりでした
また遊びにきます

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