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2004.08.20

永遠と一日 (1998, Greece)

ギリシャの巨匠テオ・アンゲロプロス監督作品。
主演は「ベルリン天使の詩」のブルーノ・ガンツ。


明日、ホスピスへ入らなければならないとして、あなたは今日一日をどう過ごすか?

北ギリシャの詩人アレクサンドレは、この世の名残と街へ出た。
そこでアルバニア難民の少年と知り合う。
少年は地雷原を命辛々抜け出して、国境を渡ってきたという。
そして明日は仲間とイタリアへ密航するのだ。
詩人は最後のギリシャの夜に彼を連れて、夜行バスで市街を巡る。

アンゲロプロス監督の特徴は、何と言っても長回し。ワンシーン、ワンカット。
そしてカットが変われば、回想シーンだったり、劇中劇だったりとファンタジックな構成だ。
親からの疎外感、妻との想い出、過去の偉大な詩人への思い、、、
そんなものを織り交ぜ、主人公の一日を叙情感たっぷりに描いている。


長回しに耐えられない観客には不向きな監督だが、以前の歴史劇と違い叙情性豊かな作品であり、音楽もかなりセンチメンタル。
主人公の絶望感に共感を持てれば、誰でも感動できる作品だと思う。
ギリシャ映画だし、詩人の話なので、ちょっと台詞が冗長なきらいがある。

個人的には、少年の難民仲間が死んで、子供たちだけで弔うシーンが映像として印象的である。
またバスの中でのフルートトリオの演奏シーンも忘れられない。
あとわずかで永遠のお別れなのに、詩人と少年が実に楽しそうに演奏を聞き入る表情を見て、思わず、ぐっと来るものがあった。

「微笑んでいるけど、悲しいんだね」、、、少年の台詞だ。

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