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2004.09.02

アルジェの戦い 1966 アルジェリア・イタリア

1966年度ベネチア映画祭グランプリ
いまだにモノクロである。

1954年の仏領アルジェリア。
首都アルジェでイスラム教徒による暴動が起きる。
組織化された地下組織によるもので、周到に練られたものだった。
これに対してフランス人は、貧民街カスバで一般民衆を巻き込む爆破テロを起こした。
「目には目を」でイスラム側も空港等で連続爆破テロを起こした。
フランス軍はマシュー中佐を現地に派遣し、テコ入れを図る。
マシューは地下組織の破壊を目指し、次々と幹部を逮捕していく。

アリという地下組織幹部を通して1954年から1957年までの反乱の様子を描いている。
日本人の感覚からするとまずイスラムの「偉大な目的のために殉死する」異常さが気になる。
日本も自爆テロなら神風特攻隊の本家だが、イスラム自爆テロは別物に思えて仕方がない。
またお互いに報復合戦になるのは、キリスト教とイスラム教の争いに付き物だ。

第一次の蜂起は1957年に終結するが、1960年に再び民衆は立ち上がる。
それに対して軍部が暴走して発砲したことから、フランス世論が動かされ、62年にアルジェリアは独立を獲得する。
アルジェリアは今なお(2004年現在)外務省から渡航に注意するように要請が出ている。

音楽はイタリア風だが、格好良かった。

監督 : ジロ・ポンテコルヴォ
製作 : アントニオ・ムーズ
脚本 : フランコ・ソリナス
撮影 : マルチェロ・ガッティ
音楽 : エンニオ・モリコーネ / ジロ・ポンテコルヴォ
主演: ジャン・マルタン(Il colonnello Mathieu)ヤセフ・サーディ(Saari Kader)ブラヒム・ハジャク(Ali la pointe)

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