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2004年12月

2004.12.07

路傍の石 1960 東宝

言わずとしれた山本有三の名作だ。
この時点ですでに三度目の映画化だそうだが、この映画は太田博之の名演である。
思わず涙を誘う。
新藤兼人の脚本もいい。
お母さん役の原節子も親父の森繁久彌、伊勢屋の主人織田政雄、番頭役山茶花究も好演。
久松静児監督作品。

明治末期、小学校の級長をしていた吾一は憂鬱である。
呉服屋のどら息子・秋太郎は中学へ上がるのに、貧乏士族の息子である吾一は父の反対により、行けないのだ。
中学の入学式の日に、その呉服屋へ吾一は丁稚奉公に出される。
かつての友人秋太郎も吾一を伍作と呼び、使用人扱いだ。
そうこうするうちに、愛する母が病気で倒れる・・・

ラストで吾一が安芸の書いた難しい激励文を読んで、一体どういう意味だろうなあ、と考え込む様が可愛らしいし、意味が深い。

子供の頃に本を読んだときは、ただ単に吾一は可哀想だなあと思ったが、今見ると新時代に対応できなかった貧乏士族の恨み節だったんなあ。
これぐらい我慢できるだろうと思うことも多かった(笑)
プライドの高い子だ。
でもそのプライドが生きていく上で大切なのだ。

また、子供の可能性は無限大だと言うことを再確認した。
明治時代でも現代でもそうなのだ。
しかし現代は、大人がせっかくの子供の可能性を狭くしている。
子供たちに「路傍の石」を読んでもらいたい。
そして自分もこの映画に出てくる慶応中退・安吉(滝田祐介)となり、子供たちを見守りたい。

山本有三自身も丁稚に出たけれど、途中でケツを割って逃げ出したそうだ。
彼はその後、苦学して東大独文に進んでいる。


路傍の石

2004.12.06

ヒート 1996 ワーナー

マイケル・マン製作・監督・脚本のアクション大作。
ゴッドファーザーの父子アル・パチーノとロバート・デ・ニーロの顔合わせ。
他にヴァル・キルマー、ジョン・ヴォイト、アシュレー・ジャッド、ナタリー・ポートマン。


ロスのギャング・ロバート・デ・ニーロと敏腕警部補アル・パチーノのライバル対決。
デ・ニーロは寂しい独身だが、最近GFができた。
パチーノはバツ2で、三度目の結婚もうまくいってない。

そんな二人の間で、前半は知能戦が戦われる。
しかし後半、やたらと長い銃撃戦がある。
(渡哲也の「西部警察」かと思ってしまった。)


アメリカ映画にしては、光線が凝っていた。ヨーロッパ映画の影響だろう。
アクションも家庭劇も中途半端であり、配役の凄さで見せている、という感じは否めない。
しかし、アメリカでの評価は高い。

ヴァル・キルマーがおいしい役で出ていた。



2004.12.05

地下室のメロディー 1963 フランス

泥棒映画の名作だ。
音楽がカッコいいので何度も見てしまう。
何度見ても最後は笑ってしまう。

アンリ・ヴェルヌイユ監督
ミシェル・マーニュ音楽。

元ギャング・ジャン・ギャバンと、こそ泥アラン・ドロンの凸凹コンビが、カジノの売り上げ金の強奪を謀っている。
アラン・ドロンは、金持ちの坊ちゃんの振りをして、レビューの舞台裏に潜り込んだ。
舞台裏から金庫への秘密の通路を聞き出した、ジャン・ギャバンはアラン・ドロンに侵入を命じる。

最初のジャン・ギャバンが出所するシーンで、ジャン・ギャバンが全然痩せていない。
大物は役作りしないのだな。

「地下鉄のザジ」に出ていた、カーラ・マルリエってどこかで見たことある人だと思っていたが、ここに出てた(アラン・ドロンに声をかけられるショーダンサー役)。
しかし「地下鉄のザジ」の時の方がキレイだった。

暴走機関車 1985 アメリカ

カットだらけのサンテレビ土曜ロードショーでみたが、やはり面白い作品だ。
黒沢が原案を書いていた、いわく付きの作品。
脚本に菊島隆三や小国英雄の名もあり、ほとんど日本製品だ。


黒沢明らしく、こじつけで無理やり脱獄囚二人を無人暴走機関車に乗せてしまう。
汽車はブレーキが壊れて、どんどん加速していく。
汽車には女車掌が乗っていた。
三人は命がけで機関車から脱出しようとするが、上空からは刑務所所長がヘリで見張っていた。

この限られた設定だけで、ドキドキはらはら楽しませる映画だ。
これで、一つの映画を作ってしまうとはさすが黒沢明である。
また黒沢明の原作らしいのは、女優が全然美人に見えないことだ。
だからラブシーンもない。
レベッカ・デモーネイは、ちゃんと化粧すればヒラリー・クリントン並の美人なのに。

主演はジョン・ヴォイトでアンジェリーナ・ジョリーのお父さん、
そして相棒にエリック・ロバーツは、ジュリアの実兄である。
車掌役レベッカ・デモーネイはパトリック・オニールの嫁さん。ライアン・オニールの義理の娘でもあり、テイタム・オニールが小姑だ。
みんな、なかなかの名演だった。

2004.12.04

スパイダーマン 2002 ソニーピクチャーズ

ヒロインのキルスティン・ダンストがメチャメチャ可愛い。
子役から長くこの世界にいるから、実力は見ていて安心できる。
この作品でもやや胸を強調して、大人路線で攻めてきた。
最後はいつまでたっても煮え切らないヒーロー・トビー・マクガイヤとこのままお別れかと思ったら、またパート2でも出てくるらしい。
しかし、この子はバイプレーヤーとして大成する子だ。
あまり主役を狙わないほうがいい。

1977年に一度ハリウッドで映画化されているが、もっと大人向きの話だったような。
テレビで見ただけだから、ほとんど忘れてる。
その翌年、日本でもスパイダーマンは作られている。

前回のハリウッド版とくらべると、今回作にはアメコミ映画に共通する「雰囲気」があった。
しかし話自体は退屈だった。残念。

2004.12.03

地下鉄のザジ 1960 フランス

ルイ・マル監督作品。
当時のフランス映画の自由な雰囲気を醸し出している。


ザジはパリのおじさんの家に預けられるが、好きな地下鉄がストをしているとあって少しお冠だ。
翌日早速、家から飛び出すが、怪しい男に絡まれる。
その男はジーンズをザジに買ってやりながら、返せとおじさんに対して怒りだす。
ところが、おじさんの嫁さんに一目ぼれ。この辺から話はこんがらがってくる。

ザジは実にかわいらしい。
笑顔が印象的。しかも十分フランス人としての毒がある。

他にも出てくる女優さんは個性たっぷりの人ばかり。
表情を動かさないアルベルティーヌ役のカーラ・マルリエがお気に入り。
男優では名優フィリップ・ノワレも渋い。

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