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2005.07.31

殺人現場を歩く 蜂巣敦 山本真人写真 ミリオン出版

東京近郊の有名な殺人事件現場の紀行文。
文章は少なめだ。
最低限の事件の事情を説明し、今の現場の様子を描写している。
現在の写真もモノクロ、カラー多数掲載している。

全部で18の事件を扱っている。
中国人犯罪と考えられるもの、不良プータローが何も考えずにやったもの、ホームレスの強盗殺人、サブカル世代お宅のいたずら殺人、病的殺人狂の犯罪などいくつかに分かれる。
迷宮入りした事件もある。
身内が犯人だったのは、つくば妻子殺害事件だけ。
あとは、他人によるもの。
関係性を全く問わない、通り魔犯罪も多い。

印象的なものは、綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件、目黒不動バラバラ殺人事件、市川市一家四人殺害事件、新宿タバコ店経営者連続殺人事件。

写真を見ると日常の風景と何ら変わらないところで、人が殺されている。
人が死んだ後に、他の家族が住んでいることもある。
埼玉愛犬家事件以外は、殆ど住宅街の近所が現場である。
ついつい忘れがちだが、あなたの回りは危険が一杯なのである。

新宿タバコ店経営者連続殺人事件は、身近な話だったので良く覚えている。
前に住んでいたマンションから狭い道を通って、早稲田通りに出る。
バス停「西早稲田」前にローソンがあったが、その隣がパチンコ屋でそのまた隣がタバコ屋だった。
ここは鳩に餌をやるので周囲の人々から嫌われていたが、なんと放火された。
おかげでここの親父は助かった。

犯人は、このタバコ屋の早稲田通りを挟んで、向かいの店をねらった。
隣の散髪屋の娘さんが、発見者である。
ちなみに、この人のお母さんは洗髪が下手だった。

犯人はタバコ屋を狙っても、三万円しか取れなかった。
その後、犯人の音沙汰はなくなるが、二年ほどして弁天町のタバコ屋が襲われる。
前の現場から1キロしか離れていない。
奇しくも被害者は、同じ77才の同級生だ。
老婆の所持金は、僅かに二万円。

さらに5日後、西新宿の不動産屋老夫婦が刺殺される。
所持金は10万円だった。

犯人は戸山公園のホームレス(57才)だった。
戸山公園は、ホームレスのたまり場になってしまったが、住民とトラブルを起こしたことはほとんど無かった。
誰が、彼の引き金を引いたのだろうか。

今も戸山公園には一層多くのテントが並んでいる。
その間を子どもたちが何気なく歩いていく。

(ライブドアから再録)

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