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2005.07.14

大本営参謀の情報戦記 堀栄三 文春文庫

昭和21年、アメリカ軍が太平洋戦争の報告書を米政府に提出した。
内容は次の通り。
1.日本軍はドイツが勝つと早とちりして、連合軍の生産力、志気を過小評価した。
2.制空権を早い時期に失った。
3.陸海軍の間の円滑な連絡が欠けた。
4.情報関係に人材を得なかった。情報任務が日本軍では第二次的な任務に過ぎなかった。
5.日本軍の精神主義が情報活動を阻害することになった。効率をないがしろにして、ただ攻撃あるのみを強調した。

日本人はどうしようもない。
一部の軍部の馬鹿に責めを負わせるべきものなら良いが、果たしてそうだろうか?
日本人が21世紀、グローバル革命(英語の革命)、IT革命(コンピュータの革命)、金融革命(数学の革命)に立ち後れた原因もその辺にあるような気がしてならぬ。

堀氏は1913年生まれ。
陸大から、昭和18年大本営参謀になり、水野さんの映画「シベリア超特急」で有名な山下奉文大将に可愛がられ、大本営情報部きっての切れ者と言われた人。
精神主義が幅をきかせている中、理詰めで考えるタイプの参謀だった。
しかし、いかんせん出世して、大本営に上がってくるのが遅すぎた。

ひとつ思うのは、精神主義がなければ、もっと早い時期に降伏できたのではないか?
行き過ぎた精神主義が合理主義を阻害した。
ドイツ戦線でドイツが圧勝すると思ってたのなら、日本人はアメリカの生産力を馬鹿にしている。
おそらく、ドイツとアメリカの両方のことを知っている人間がいなかったのだ。

(ライブドアから再掲示)

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