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2005.08.02

石垣りん 夜の太鼓 筑摩文庫

石垣りんは詩人だ。
そのエッセイを読む。
独り身の生活から、にじみ出てくるような言葉。
それでいて軽くない言葉。
何とも言えない大正女性らしい文章がイイ。

1920年生まれ。
日本興業銀行を、定年退職。
在職中から分かりやすい現代詩を発表し続け、ファンも多い。
随筆集もこれで三冊目。

当然、詩人だからレトリックの使い方は気にした。
この人は平易な日本語を使う名人だ。
だから軽い直喩しかなさそうだったが、たまに派手な隠喩が出てきて度肝をぬかれる。
詩人根性は抜けないもの。


この人の文章は、童話作家のそれと似ている。
そして童話を書く人が、ちらりと見せる毒。
この人の詩を読んでいても、優しさだけじゃない毒を感じる。

そんな毒のある書き手になりたいが、とても無理。
毒はお腹の中に隠してなきゃ毒にならない。
四六時中吐きっぱなしと言うんじゃ、ダメだ。
性格的に詩人タイプでも童話タイプじゃない。

最近、亡くなった。
残念である。
興銀(現みずほ銀行)でも、知ってる人は少なくなったようだ。


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