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2007年5月

2007.05.31

東洋と西洋 長岡京室内アンサンブル インポート・ミュージック・サービス

久々にクラシックのCD新譜を聞いて興奮した。
アンサンブルの響きが特殊である。
何度か聞かないと、判定は下せないが、面白い。
基本になる配列はコントラバスが中央にいて、チェロが両翼にいる。
斉藤秀雄の弟子である森悠子先生の指導である。

http://www.cem-musicdojo.org/

ペルト(「受難曲」で有名な現代作曲家)、武満徹の弦楽アンサンブルから始まり、ピアソラのピアノと室内楽のための作品やバーバーの曲、さらに小学生でも知っている「ふるさと」、最後はニューマン(ミケランジェリの弟子らしい)の92鍵ベーゼンドルファーのピアソラとバラエティに富んでいて実に楽しい。
ポピュラーと現代音楽が素晴らしいマッチングである。

なおこの作品はCDとSACDステレオ、SACDマルチチャンネル5.1chのハイブリッド盤である。
SACDマルチで、この響きを聞いてみたいものだ。
しかしCDでも巧みにホールトーンを取り込んでいる。
ホールの大きさや舞台とマイクの距離など、わかってしまう録音である。
CDにはちょっと高いけれど、その値打ちはある。

長岡京室内アンサンブル〜東洋と西洋

こんな名盤が2年経って、多くのCD屋では欠品のようだ。
HMVでは扱っていた。

2007.05.30

サントラ「アンダーグラウンド」1995

旧ユーゴスラビア・クストリッツァ監督の問題作。
第二次世界大戦が終わったことを知らされずに、地下に潜ってしまった人たちの、面白くも悲しいお話。
何が悲しいって、戦後50年たってようやく地上に出てきたとき、ユーゴは崩壊して内戦が起きた。

音楽が実にすばらしい。
バルカン音楽をベースにしながら、非常に現代的な感覚がある。
バルカン音楽ってのは、イスラム音楽っぽいが、ロシア音楽や西欧音楽にも影響を受けていて、世界最高のミックス音楽かもしれない。

2007.05.29

バルビローリ マーラー交響曲2番 「復活」 with BPO

マーラーのバルビローリは、9番がよくわからなかったから、苦手だった。
マラ9は俺には駄目だ。

しかし、この2番交響曲「復活」は実にスケールも深みのあるライブ演奏。文句なしの名演。
バルビローリという人をすっかり見直した。
二枚組であって、ややためが利いてる。
クレンペラーの一枚組EMI盤は、やや平板に聞こえるかもしれない。
バルビローリはシュツットガルトと組んだ録音が有名だが、これは初演時のベルリンフィルハーモニーと組んで、さらにその上を行く。
特選。

ただしモノラル。

2007.05.28

甘い生活 1960 イタリア

フェリーニの作品ではわかりやすいが、上映時間三時間は少し長い。

当時言われたほど、この映画を先進的だと思わない。
当時既にあった、現実を映し出しているに過ぎない。

この映画の影響でパパラッツィという言葉を作ったことは評価できる。
パパラッツォという役の気の良いカメラマンは、パパラッツィの語源になった。

個人的には、フェリーニの使う女優は、美人に見えたことがない。
「8 1/2」のクラウディア・カルディナーレでも、美しくなかった。

監督 フェデリコ・フェリーニ
出演
記者マルチェロ マルチェロ・マストロヤンニ
スウェーデン女優シルビア アにタ・エグバーグ(トレビの泉のシーンが有名。)
富豪の娘マダレーナ アヌク・エーメ(美しい人だが、そのようには撮影されていない。)
マルチェロの恋人エンマ イボンヌ・ヒュルノ(嫉妬深く自殺未遂を起こす。)
カメラマン・パパラッツォ バルテル・サンテソ(意外にいい奴だった。)
友人スタイナー アラン・キュニー(理想的な家庭を築いたかに見えたが。)
キャバレーの女ファニー マガリ・ノエル(一番、この映画の中でまともな女性)
少女バレリア ソンドラ・リー(彼女は実際に、舞台女優になる。)


2007.05.27

クセナキス 「クセナキス」 エラート(ワーナー)

演奏アンサンブル・アンテルコンタン他(二枚組)
いよいよ、20世紀最大且つ最難関の作曲家クセナキスの登場。
最近はピアノ協奏曲「シナファイ」が某・朝のワイドショー番組で使われ、有名だが、このCDではアンサンブルと、チェンバロ、パーカッションの曲が楽しめる。

トーンクラスターやセリーを総合して、現代音楽を一歩進めた音楽なのだが、意外に聞いていて、さほど苦にならない。
たとえば、ギターで左指をランダムに押さえていて、鳴らし、それが、意外と人間の会話に聞こえることがある。
そんな曲もクセナキスの「発明」だ。

世間では、「確率音楽」だの、大数の法則を使って作曲しただとか、難しい側面だけ捉えられているが、コンピューターの作曲への導入というのは、音の数が非常に大きくなる音楽には必然だったと思う。
実は彼の音楽は、祖国ギリシャのビザンチン音楽そのものだったりするのだ。
彼はルーマニア生まれのギリシャ人で、第二次大戦のさなか左目をえぐられる悲劇に遭っている。
その上、ギリシャの軍事政権で、死刑判決が出されたので、やむなくフランスに亡命した。
フランスでは建築家として成功しながらも、音楽への思いが断ち切れず、メシアンの門を叩き、指揮者シェルヘンらにも薫陶を受け、作曲家としてのブーレーズとは、ライバル関係にあったが、残念ながら2001年この世を去った。

2007.05.26

赤毛連盟 (心尽)

佐々木健の朗読ポッドキャストブログで聞いた。

佐々木健は達者な声優さんだ。
声色が豊富で聞きやすい。
やはりクレイは、こういうキャラクタなのだな。

彼がミステリに読んでくれたことに、感謝したい。
童話とは違い、マニアでない限り、ミステリを二度読みする人が少ないので需要が少ない。
それを、あえて挑戦してくれた。

この作品自体は非常に有名だが、若干ラストのバランスが悪いように思われる。
新潮社のオーディオドラマ(小川真司主役)だと、その辺を考えてラストはさらりと流している。
(追記・・時計を計ると。ドラマ版の方がわずかにラストの謎解きは長かった。印象と実際の時間が食い違っていた。)
でも久々にオリジナルを聞くのも良いではないか。
それぐらい良い朗読ドラマになっているのだ。

翻訳の難点は、シャーロック・ホームズがウィルソン氏に対して、スポルディングがいつから店に勤めているかと、尋ねる段だ。
"how long had he been with you?"
"About a month then."
これを単に
「一ヶ月ぐらい前ですな。」
で済ませている。
青空文庫の底本がそうなっているから仕方がないのだが。

実際は、ウィルソン氏が赤毛連盟で働くようになった八週間前の、さらに一ヶ月前だと言いたいのだ。
訳は、だいたい「その一ヶ月ぐらい前です。」となっているようだ。

なお、パッケージ版が発売された。
こちらは再録音再編集したもののようだ。
試聴したが聞きやすくなっていた。

赤毛連盟


現在、彼はホームズ第二弾としてコナン・ドイルの「暗号舞踏人の謎」を読んでいる。
つまり「踊る人形」である。
あれは絵が必要だから、朗読は難しいと思っていた。
佐々木健のチャレンジスピリットに今後も期待したい。

と懐音堂には書いたが、最近彼はミステリを読んでいないようだ。
残念である。

ペンデレツキ 管弦楽曲集 EMI(2枚組)

「トーンクラスター」の総帥ペンデレツキ、70年代の自作録音。
「広島の犠牲者への哀歌」が入っているお得盤。
この曲は誰が聞いても、阿鼻叫喚を感じるが、実は絶対音楽であり、話題になるように後からタイトルを付けたらしい。

トーンクラスターとは、音の塊、すなわちオクターブ全ての音を出すような「騒音」の類のこと。
恐怖や惨劇、破滅をイメージしていて、ポスト・セリー音楽と言われた。
しかし、誰がやっても同じように聞こえるのが、損なところであり、トーンクラスターは流行らなくなってしまった。
祖国ポーランドの解放後、ペンデレツキ先生は、最近は指揮者としてもお忙しく、その破天荒な指揮ぶりは、一聴に値する。

トーンクラスター音楽を聴いていると、ホラー映画のBGMにぴったりで、「サイコ」や「鳥」などのバーナード・ハーマンのヒッチコック映画に出てきそう。
というか、ハーマンの方が先のような気もする。

ちょうど、鳥や虫が大量発生したときの、騒音が近い。
(「エクソシスト」や「サスピリア」なんて、これから比べると柔らかすぎる。)
20世紀は映像の世紀と言われるが、本当にそうだと思う。
映画が無ければ、こんな音楽も、認知されなかっただろう。

2007.05.25

ピンキーとキラーズ

恋の季節

昭和43年9月以来オリコンで、のべ17週間1位(12週連続1位、一度「今は幸せかい」(佐川満男)に抜かれるが翌週から再び5週連続1位)を取り、ダブルミリオンとなった名曲「恋の季節」
ピンキラは昭和歌謡史に燦然と輝いている。

今陽子さんと言えば、ピンキラ時代のテレビドラマ「青空に飛び出せ」のキャンピングカーが忘れられません。
ああいう車が欲しかった(笑)

(懐音堂から再掲示)

2007.05.24

木の実ナナ

Girl with GSシリーズ(3) LET’S GO NANA

僕は、この人をSKD出身だとばかり思ってた。
舞台の身のこなしが、様になっている。

実は、ナベプロのアイドル出身とのこと。
レコードのヒットは無かったが、消えずに生き残った。
渡辺社長の見る目はすごい。
また、彼女自身が生粋の芸人だ。

GSのレオビーツとの、共演盤「レッツゴー・ナナ」(1968)が復刻されたが、当時から声量は大きかった。
声はさすがに若い。

若い頃、ミュージックフェアで歌っている後ろ姿を見て、ふと大人の色気を感じちゃったことがある。


2007.05.23

浅田美代子(1973年デビュー)

GOLDEN☆BEST/浅田美代子

あちゃこ's ルームは、かなりこだわりを感じさせてくれます。

最近の「さんまのからくりTV」や大河ドラマ「風林火山」に出てくる浅田美代子さんではなく、吉田拓郎と一緒になって引退するまでの浅田美代子さんのホームページということです。

サイン入り「しあわせの一番星」のジャケットが羨ましい(^_^;)
僕は小学校4年生でしたが、「赤い風船」はずっと口ずさんでいた曲です。
「時間ですよ」も彼女の歌のシーンだけは見せてもらっていた(笑)

彼女が、目をくるくる回しながら歌っているシーンが思い出されます。

熊井啓監督が死去

好きな監督ではなかったが、それでも惜しい人を亡くした。
黒木和雄監督(「祭りの準備」、戦争レクイエム三部作)とは同じ年である。
二人とも、もう少し作品を撮ってもらいたかった。

映画「海と毒薬」の熊井啓さんが死去 社会派監督

ウィキペディア・熊井啓

森進一と川内康範

「おふくろさん」でようつべを検索すると、問題の歌詞の映像が出てくる。(速攻で削除されるだろうが。)
マスコミでは語りを歌詞の前に付加したと言われていたが、現在この部分には音程があり、歌詞の一部になっている。
だから著作権法20条1項の「同一性保持権」に引っかかる(と思う。)

いつも心配かけてばかり
・・・・
叱ってほしいよ、もう一度
(保富康午作詞、猪俣公章作曲)

追加した部分に森進一自身の母親に対する気持ちが反映されているのはわかる。
しかし川内康範が作詞した部分は、そういう甘ったれの歌ではないのだ。
川内が怒るのも無理はない。

はたして川内康範を敵に回す、馬鹿がいるだろうか?
ある人は彼のことを「月光仮面」「レインボーマン」の原作者や「まんが日本昔ばなし」の監修者だと思っている。
ある人は新東宝「怪談累が淵」や日活「銀座旋風児」の脚本家や作家だと思っている。
またある人は「おふくろさん」や「花と蝶」「誰よりも君を愛す」「伊勢佐木町ブルース」「骨まで愛して」「君こそわが命」の作詞家だと思っている。

しかし同じ人間が一人でそのすべてをやっているのである。
政治家さえ彼には一目置いている。
彼は、かの「死ね死ね団のテーマ」の作詞家なのだ。
レインボーマンに出てきた、ミスターK(平田昭彦)以上に怖い人なのだ。
JASRACだって結局動いた。
こんな親父をどうして敵に回せるか?

森進一も、2005年の森昌子離婚騒動から、良いこと無しだ。
デビュー時から、色々とやっかまれて女性問題や母親の事件で中傷もされたが、ナベプロにいたため、大きな問題にならなかった。
1979年独立後は不安視されるも、「新宿みなと町」をヒットさせて、1980年大原麗子と結婚する。
四年後に離婚したが、1986年に森昌子と再婚して、何とか今まで無難に過ごしてきた。

しかしここにきて、数え年61歳の厄年ど真ん中である。
森進一の発言は、何故かストレートにマスコミに出てしまう。
スタッフの怠慢だろう。
マスコミでも森進一を庇ってくれる人がいない。

歌手生命最大のピンチである。

ファンが選んだ森進一 ベストアルバム

(懐音堂から転載)

5月23日、ワイドショーに川内氏が出てきた。
たしかに彼の母の無償の愛は尊いが、一つ間違えると軍国歌謡にもなるのである。
お国のために死ねと、言っているのだ。
森は「おふくろさん」に拘らず、他の作詞家に依頼して母の歌を唄えばいいのではないか?

2007.05.22

木之内みどり

74-76 ぼくらのベスト 木之内みどり アナログ・アルバム完全復刻 package1

77-78 ぼくらのベスト 木之内みどりアナログ・アルバム完全復刻 package 2
後期の方がオススメです。

スレンダーなバデーに童顔と来た。
歌が下手なのが、また良かった(笑)
お姉さんだったけど、守ってあげたいって気にさせられた。
「横浜イレブン」は、中学生の身には難解な詞だったけど、男と女の世界は一筋縄じゃなさそうだと感じた。
ドラマ「刑事犬カール」の主役も可愛かったが、映画「野球狂の詩」水原ゆうきに最高にしびれた。

まさかあのスレンダーなスタイルで、二人も子宝を授かるとは思わなかった。
色々会ったが、もう恩讐の彼方です。
彼女が女の幸せをつかめて、本当に良かった。

生写真中心のこういうサイトがあります。
ここには、太田裕美のデビュー前の貴重な生写真もあります。
シングル盤のリストはここ

「Singlesコンプリート」が2007年7月に発売されるそうです。
AB面をすべて収録してると言います。

ちなみに木内みどりという達者な女優さんもいましたが、全くの別人です。
今も現役として活躍されています。
ご主人の水野誠一さんは西武百貨店の元社長さんで、元参議院議員。

2007.05.21

片平なぎさ

片平なぎさ ゴールデン・ベスト

鼻が大きくて、好みではなかった。
アイドル時代は、妙に堂々としたイメージがある。
(「スター誕生」から、75年「純愛」でデビュー。同年「美しい契り」でレコード大賞新人賞。)
のちにドラマ女優に転向した。
あの「スチュワーデス物語」の臭い演技で話題になり、時代劇を経て、二時間ドラマの女王になる。

もう齢四十、そろそろ落ち目になる頃だ。
それがどうだろう。
演技が(少しだけ)自然になり、しかも綺麗になっている。
いまやホリプロの女優ナンバーワンだ。


☆レコ大1975新人賞
「心のこり」  細川たかし◎
作詩:なかにし礼   作曲:中村泰士   編曲:あかのたちお

「ロマンス」  岩崎宏美
作詩:阿久 悠   作曲:筒美京平   編曲:筒美京平
 
「夜の訪問者」  小川順子
作詩:石坂まさを   作曲:城賀イサム   編曲:伊藤雪彦
 
「美しい契り」  片平なぎさ
作詩:千家和也   作曲:三木たかし   編曲:三木たかし
 
「雨だれ」  太田裕美
作詩:松本 隆   作曲:筒実京平   編曲:萩田光雄

キャロル・シンプソン オールアバウト・キャロル EMI

ナイトクラブの一シンガーだったキャロル・シンプソンが大抜擢を受けたボーカルアルバム。
キャピトル盤だ。
バックはカクテルピアノのトリオとギターにストリングスが加わっている。
ピアノはキャロル自身の弾き語りである。
ソフトなムードの曲が中心。

最初の曲「ユー・メイク・ミー・フィール・ソー・ヤング」と最後の曲「ジャスト・ビコーズ・ウィア・キッズ」が印象的だ。
最初の曲は回転がおかしくなったのではと思った。(実際、回転をいじっているのかも知れない。)
それと比べて、他の曲は大したことはない。
渋すぎる選曲だ。

彼女はいわゆるジャケット美人だ。
彼女がピアノを引きながら目をつぶっている。
ほんとうの美人だったら、目をつぶった写真なんか使わないだろう(^_^)
寺島靖国が例によって、推薦している。

ブラームス交響曲全集 クレンペラー+PO EMI

リマスタリング盤だ。録音は1958年が中心。

ブラ1はミュンシュより早めの展開。さほどメリハリは感じさせないが、クレンペラーらしい中庸の魅力。
昔からエンジェル・レコードで聞いていた盤だと思うので、懐かしく感じた。
ブラ2はいつもながら地味な曲だ。
カラヤンでも地味だから仕方あるまい。
ブラ3は超有名な曲。
フランソワーズ・サガンの「ブラームスはお好き」を映画化したイングリッド・バーグマン主演「さよならをもう一度」で第三楽章が使われている。
しかし残念ながらこの作品については、カラヤンの方が美しく、とくに女性向きだと思う。
クレンペラーはゆっくり目に演奏しているが、淡泊に感じた。
ブラ4はクライバーの超ハイスピードとは全く違うが、それでもすっきりした良い演奏だと思う。
しかし第三楽章で一旦終わってるような曲は好きではない。
第四楽章だけ別の曲のような気がする。
他に大学祝典序曲やアルトラプソディーなどが入って、三枚組だ。

ややドロッとした音場感だ。
すっきり感が少ない。
リマスタリングはやや失敗した。
最近、EMIはこういうCDが多い。

最近ブラームスに凝っている。
カラヤンに代表される軟派なブラームスには食傷気味だが、ドイツ純正ブラームスはずいぶん違うだろう。
クレンペラーはその中間ぐらいではないか?

2007.05.20

密室殺人と美女軍団 名探偵モンク 2003

雑誌「サファイア」の編集長デクスターは豪邸で美女軍団「サファイアガール」をはべらせ、パーティー三昧の日々を送っていた。
その雑誌は採算が取れず、発行人デズーサがデクスターに廃刊を通告する。
翌日、デズーサが密室から遺体で発見された。
捜査を依頼されたモンクは、デクスターに不利な証拠を発見するが、デクスターに逆に恐喝される。
(ミステリチャンネル)

被害者は、自室で上げていたバーベルが急に落ちてきて、気管が砕けて死んでいる。
密室だったことは明らかであり、何かの遠隔殺人トリックが必要である。

---ネタバレ

しかし、ここで実行されたと言うトリックは、ほぼ不可能ではないか。
それとも犯人は、万に一つの確率に掛けたのだろうか。

出演
モンク トミー・シャル−ブ
シャローナ ビテイ・シャラム
ストットルマイヤー警部 テッド・レバイン
デスーザ マーク・ティムチンシン
デクスター ゲイリー・コール

テデウム,モツレク ワルター CBSソニー

一枚でブルックナーとモーツァルトの両方が楽しめるお得盤。
普通、カトリックのテデウムとプロテスタントのレクイエムを同時にやる事は思いつかない。
ワルターがユダヤ人だからこそ、出来るワザだ。

テデウムはヨッフムと比較する。
スピードが出ていて、勇ましい。
カルミナブラーナっぽいテデウムだ。

そのかわり、やや一本調子だ。
20分あまりの短い作品だから大して気にならないが。
ヨッフムの方が、緩急が利いていた。

テデウムは、ブルックナーの間延びした交響曲群とは違い、名曲である。
(間延びしたと言ったが、指揮者の解釈によっては、交響曲の七番なんかは素晴らしい音楽になることもある。)

モツレクは、颯爽たるレクイエムである。
世の中じゃベームが名盤と言うことになっている。
ベームは、死んでいく人間が命を惜しんでいる音楽だ。
ワルターは、生きている人間が死人を追悼する音楽だ。

桜田淳子(1973年デビュー)

中三トリオで一番好きだったのは、桜田淳子さんです。
山口百恵は子供心に暗すぎた。
男勝りで目立ってなければ気が済まない、淳子ちゃんは、わかりやすかった。

桜田淳子

こういうショートカットで元気がよいクラスの人気者タイプは、広末涼子にしろ石田ひかりにしろ、どこかで壁にぶつかります。
昔からちょっと自意識過剰のところはあったけど、それにしても実に惜しい。

一時期、旦那さんと西宮に住んでらっしゃったそうです。(現在は東京在住)
映画「お引っ越し」で関西弁に苦労していたのが、遠い昔のよう。

人気のサイトは、桜田淳子資料館別館東京分室
かつての麗しいお姿は桜田淳子資料館別館の懐かしのブロマイド特集でどうぞ。

当面の問題は、某宗教団体に対してやさしいアベシンゾーが総理である間に、芸能界復帰をするかどうかです。
元ファンとしては複雑な気持ちです。

2007.05.19

海上の道 ウィリー・ナガサキ ソニー SACD 5.1ch

パーカッショニスト・ウィリーナガサキがリーダーをつとめる、ラテン曲集。
こう言うバンドでは、まず「熱帯ジャズ楽団」が思い出されるが、あれほどビッグバンド臭くない。
最初の数曲は大人しいルンバ等を集めて、大人のリスナーも納得の選曲だ。
中村とうようプロデューサーの趣味が込められている。

上がりの三曲はマチート楽団の「マンボイン」、オリジナル・ラテンロックの「ディアブロ」で盛り上げるだけ盛り上げて、レゲエっぽくないレゲエ曲「フリーダム・モーニング」で最後はおさめると言う感じだ。

パーカッションをメインに据えたラテンなので、立上りに強いSACDには持って来いだ。
またインパルス応答が抜群の307ーPM1にも持って来いのアルバムだ。

おかげで十分楽しめた。
ラテンならば、キンキンするところもない。
最後のレゲエでフルートががんがん来たが、これも難なくこなした。


フリッチャイBPO ベートーベン交響曲第九番「合唱」 DG

フリッチャイだけは、ついつい買ってしまった。
もう二度と第九は買わないぞ。

ハンガリー人らしく、派手な演出かと思ったが、それほど際だったものではなかった。
BPOだから管楽器や打楽器が目立っているのは当然だが、指揮者が上手にブレーキを掛けている感じだな。
自宅システムでは、DACのスケールを上げて、かなり元気よく再生する必要があった。
ソロ歌手は若くて上手。好きだなあ。
コーラスもまあ良い。
オケは弦よりも管楽器。
コーラスが始まるところで、木管がひときわ目立つ箇所があった。
他のCDじゃ、さほど目立っていなかったところだ。

トータルでは期待したほどではなかったが、BPOとしては鳴り物がうるさすぎず、及第点。
でも正直言って第九は飽きてきた。

(懐音堂から転載)

2007.05.18

第九21連発 VA Decca

第九の歓喜の歌のコーラスからの最初から二分ぐらいを21人の指揮者について、収録している。

メンバーはメンゲルベルグ、Eクライバー、フリッチャイ、アンセルメ、マルケビッチ、モントウ、シュミットイッセルシュテット、ストコフスキ、ヨッフム、小沢、クーベリック、ベーム、ハイティンク、ホグウッド、マリナー、ジュリーニ、マズア、ブリュッヘン、コリンデイビス、シノポリ、ショルティ(ショルティだけ第四楽章全収録)

シュミットーイッセルシュテットはやはりこのメンバーでも素晴らしかった。
それと同じくらいにフリッチャイが良い。
逆にベームが一番つまらなかった。

しかし、コーラスだけが見せ場ではない。
ソロのはいるところ、あるいは第四楽章のはじめもそう。
だから、コーラスだけで全体を計ることは出来ない。

また21連発も聞いていると、最初の10人ほどはいいが、次の10人は飽きてくる。
音源としてはDeccaを中心に、Phillips,DG(要するにユニバーサル音源)も入っていたと思う。

アグネス・チャン(1972年11月デビュー)

アグネス・チャン CD-BOX (6枚組)

高音の魅力で一斉を風靡したアグネス・チャンです。
一時期、何を考えたか、演歌歌手に転身しました。
テレサ・テンや桂銀淑の後がまを狙っていたのでしょう。

昔だって、突然カナダに留学しますと言って、引退した人です。
これからも、いろいろ事件を起こしてくれるでしょう。

このアグネス・チャン オフィシャルHPのメッセージコーナーで日記を書いていらっしゃいます。
中国人なのに、たまに漢字を間違えています(笑)

アイドルがこんなに身近になっちゃって良いのでしょうか?

◎レコ大1973年データ
「わたしの青い鳥」  桜田淳子☆(最優秀新人賞)
作詩:阿久 悠   作曲:中村泰士   編曲:高田 弘

「赤い風船」  浅田美代子
作詩:安井かずみ   作曲:筒実京平   編曲:筒実京平
 
「涙の太陽」  安西マリア
作詩:湯川れい子   作曲:中島安敏   編曲:川口 真
 
「コーヒーショップで」  あべ静江
作詩:阿久 悠   作曲:三木たかし   編曲:馬飼野俊一
 
「草原の輝き」  アグネス・チャン
作詩:安井かずみ   作曲:平尾昌晃   編曲:馬飼野俊一
(前年11月デビューなので、73年組と賞レースを戦った。)

他に1973年組は、
山口百恵、石川さゆり、藤正樹、最上由紀子、おがた愛、シルビア・リー、栗田ひろみ、朝倉理恵、藍美代子、水沢アキ、あさかまゆみ、ミミ萩原、フィンガー5と多彩でした。

2007.05.17

麻丘めぐみ(1972年デビュー)

麻丘めぐみ

最初に好きになった70年代アイドルは、麻丘めぐみさんです。
いしだあゆみさんの「ブルーライトヨコハマ」も好きだったのですが、60年代の話です

麻丘めぐみさんの大きな瞳とロングヘアーは、違う世界、手の届かない世界を感じさせました。

要するに偶像でした。

「女の子なんだもん」「森を駆ける恋人たち」「わたしの彼は左利き」「アルプスの少女」あたりの楽曲は、アイドルそのものだと思います。
アイドルじゃなきゃ、誰がこんな歌を歌えましょうか(笑)

しかも今もきれいです。

◎1972年レコ大データ

「芽ばえ」  麻丘めぐみ☆(最優秀新人賞)
作詩:千家和也   作曲:筒美京平   編曲:高田 弘

「太陽がくれた季節」  青い三角定規
作詩:山川啓介   作曲:いずみたく   編曲:松岡直也
 
「男の子女の子」  郷ひろみ
作詩:岩谷時子   作曲:筒美京平   編曲:筒美京平
 
「雨」 三善英史
作詩:千家和也   作曲:浜 圭介   編曲:近藤 進
 
「せんせい」  森 昌子
作詩:阿久 悠   作曲:遠藤 実   編曲:只野通泰

これらの曲、全部歌えます。

南沙織(1971年デビュー)

THE BEST~Cynthia-ly

沖縄(奄美大島説もあり)出身歌手シンシアこと南沙織さん。
お父さんはフィリピン人で、どこかエキゾチックな顔立ちです。
現在は写真家篠山紀信夫人です。
上智大学に在学していた、学士タレントであり、また南方系バイリンガル(アグネス・チャン、早見優、西田ひかる等)の走りでもあります。

カレッジフォークの影響を取り入れた、筒美京平のポップスをベースにしながら、有馬三恵子の詞はかなり女性を前面に出したものでした。
高校生や大学生にとっては、非常に身近に感じられる歌手でした。
いまだに中年男性には、根強い人気を誇っています。

個人的には北方系美人の方が好きなので、健康的な小麦色の肌に曳かれませんでした。
これといった思い出はありませんが、楽曲は非常によく覚えています。

当時マンネリ気味だった歌謡ポップスから、さらにポップス色が強くなります。
彼女以後のアイドルソングに多大な影響を与えたと思います。


2007.05.16

太田裕美:木綿のハンカチーフ

Bob Dylanの詞で「スペイン革のブーツ」というのがあるそうだ。
「木綿のハンカチーフ」の詞は、ボブ・ディランの曲の○○りだと言いますが、、、

Boots of Spanish Leather

元歌をあのしわがれ声で歌われると、うーん。
内容的にも、剽窃にはあたらないのではないでしょうか。
この歌は、気まぐれ女が男を捨てる歌です。
田舎から都会へ就職する男が、幼なじみの彼女を捨てる歌とは違います。

(懐音堂から再掲示)

2007.05.14

聖なる泥棒 修道士カドフェル 1998

ラムゼイ修道院が、モード女王派に焼かれた。
ラムゼイ修道院の院長は、トゥティロ修道士がお告げを受けたと言って、シュルーズベリに聖ウィニフレッドの遺物の貸与を迫る。
シュルーズベリ院長は断り、ドナータが代わりに宝石をトゥティロ修道士に与える。
その夜、聖遺物と宝石は盗まれ、美しい奴隷ダールニーもさらわれる。
カドフェルが追跡すると、ダールニーと聖遺物は見つかるが、宝石は発見されず、商人アルフレッドの死体が発見される。


IMDBが評価するほどの出来(2007年2月現在9.8点!)だとは思えない。
しかし、水の裁き(犯人が水に浮かんだら有罪)と聖書占い(目隠しして聖書を開いた場所で神意を占う。)という、二つの中世の珍しい制度を見られただけでも良かった。

出演
フランク・ベイカー レミー(ダールニーの主人)
ルイーズ・デラメア ダールニー(奴隷)恐ろしいほどの美人だが、ポワロ「白昼の悪魔」で殺された女優ではないか。
ニール・ケイプル アルフレッド(商人) 
ジョージ・アーウィング ハールイン(ラムジー修道院長)
ベネディクト・スタンフォード トゥティロ(若い修道士)
リチャード・リンタン ボーモント卿

デレク・ヤコビ カドフェル修道士
アンソニー・グリーン ベリンジャー捜査官
ジュリアン・ファース ジェローム修道士
マイケル・カルバー ロバート院長

原作 エリス・ピータース

2007.05.13

天城越え 松本清張 東芝

川端康成「伊豆の踊子」のパロディである。
田中裕子主演で映画化されたため、有名になってしまった。
そのうえ、石川さゆりの大ヒット曲の題名にもなった。

下田の鍛冶屋の子供が家出する。
途中の道で、遅くなって心細くなる。
下田へ急ぐ美しい女の人と一緒になったため、家に帰ることにした。
女の人は天城トンネルの前で、急に子供を振り払い、大男に近づく。
二人の間には何かあると子供は直観した。


小池朝雄の朗読である。
既になくなっている。
もともと刑事コロンボの声だから、推理小説はぴたりである。

BGMからすると、大野雄二(「犬神家の一族」「ルパン三世」の音楽監督)の影響(?)が見られるから、1975年ごろだろうか。
いささか、しつこい音楽だ。

真夏の死 三島由紀夫 新潮CD

三島由紀夫は、相変わらず心理をこってり克明に描く。
これは短編の名作であり、さほど難しくはない。
テーマは、事故で子供を失った親の気持ちが、どう変化するか?と言うことである。
はじめは、これが実話だ知らなかった。

親は、死んだ子供のことを忘れる。
しかし昔は子供が多い。現代とは比較できない。
主人公も四人の子をなした。
最後には夫に視点を置き換えて、結末にどんでん返しを用意していた。

朗読は蟹江敬三
ぱっと聞いただけでは、うまいとは思わないが、三島文学を上手に読む人もいまい。
三島を朗読したいと言う人も少ないのではないか。

原作:

2007.05.12

墨東奇譚 永井荷風 新潮CD

新藤兼人監督の映画にもなった傑作である。
あのときは永井荷風役は津川雅彦、おゆきの役は墨田ユキが演じていた。
だいたいこの小説の真ん中辺りを、映画化していた。
はたしておゆきさんが、あんなに今風の美人だったかどうか?
永井荷風は変人である。
我々の趣味とは、かなり違うのではないか。

「ザ・ガードマン」で有名になった、神山繁の朗読である。
上手だとは思わないが、間の取り方が独特である。
なかなか貫禄があって、面白かった。
少し小説は、長すぎる(CD3枚)。
真ん中のおゆきが登場するところだけ、何度も聞いている。

永井荷風の耽美だけど堂々とした文体を聴いてみて、有島武郎のそれと比較してみた。
有島はかなり繊細だ。
二人はほとんど同じ頃の生まれだが、情死する人間(有島)は文体にも現れていると思った。

原作の英訳:

2007.05.10

西郷札 松本清張 新潮CD

清張の処女作。
西南戦争後の混乱期を描いている。

西郷軍は西郷札を大量発行して、太政官札交換し、軍費を稼いでいた。
敗戦後、その西郷札は紙くずになってしまう。
ところが困窮した宮崎県民のために、西郷札買入の計画があるという。


のちの経済犯罪小説を彷彿とさせる。
また次作「或る土佐日記伝」(芥川賞受賞作品)ともモチーフは近く、エチュードのようである。

佐藤慶は朗読になると、役者の時の格好いい声が消えて、地味な声になる。
理由はあまり男の声が格好良いと、女の声色がおかしくなるためだと思う。

石毛礼子 「旅の手帖」 1981

またしても、ようつべで、お宝を見つけてしまった。
おそらくNHKレッツゴーヤングで放送された石毛礼子の、
台詞入り「旅の手帖」だ。
作詞松本隆 作曲網倉一也 編曲船山元紀


1981年は女性アイドル不毛の年であった。
この年のレコード大賞新人賞には、なんと<祐子と弥生>しか女性歌手がいなかった。

新人女性歌手は数多く出たが、記憶に残っているのは、石毛のほかに沢村美奈子、川口雅代、坂上美和、中島はるみ(二人いる)、野宮真貴、林紀恵、横須賀昌美ぐらいだ。
(野宮真貴は、のちにピチカートファイブに所属して、大成した。彼女も芸歴25周年を過ぎた。)


その中でも石毛は、ヤマハ出身だったから、ダントツの歌唱力を誇っていた。
もう少しブスだったら、開き直って、様々な路線があった。
しかし中途半端に可愛かったため、21歳に関わらず、聖子ちゃんカット(というより奈保子ちゃんカットか)でアイドル路線を行く。
それが失敗すると、路線を変更しては迷走して、そして消えていった。


愛してない 好きじゃない
気にしていない 泣いてない

「ないない尽くし」の歌詞が琴線に触れたのか、大学受験前だったのに僕は、この彼女のデビュー曲にとりつかれてしまった。
耳から離れないのだ。
模擬試験前なのに一大事だった。

当時、個人的ヒットチャートを付けていた。
この曲が毎週上位に、名を連ねていたことを思いだす。


ヤマハ出身なのに、石野真子が寿引退するバーニングプロに預けられ、松田聖子フォロワーのアイドルにさせられた。
1982年には石川優子の後任として、笑福亭鶴光の「MBSヤングタウン」アシスタントに抜擢されるが、それも一年限り。
総じて不本意な歌手生活だったろう。

10年早く生まれてくれば、フォークソングのヒットナンバーの一つも残したはずだ。

現在は主婦をしていると聞く。
子供がいれば、きっとママさんコーラスのスターだろうな。

80’sメモリアル・アイドル ファースト・キッス(「旅の手帖」所収)


参考、1981年レコード大賞新人賞:
曲名:「ギンギラギンにさりげなく」  歌手:近藤真彦(最優秀新人賞)
作詩:伊達 歩   作曲:筒美京平   編曲:馬飼野康二

曲名:「てれてZinZin」  歌手:竹本孝之
作詩:三浦徳子   作曲:馬飼野康二   編曲:馬飼野康二
 
曲名:「父さん」  歌手:祐子と弥生
作詩:さいとう大三   作曲:宮坂 実   編曲:馬飼野俊一
 
曲名:「函館本線」  歌手:山川 豊  
作詩:たきのえいじ   作曲:駒田良昭   編曲:前田俊明
 
曲名:「はみだしチャンピオン」   歌手:沖田浩之
作詩:阿木燿子   作曲:筒美京平   編曲:筒美京平

2007.05.09

吉野葛 谷崎潤一郎 新潮CD

谷崎潤一郎は、南北朝についての小説を構想していた。
そんなとき一高時代の友人から、吉野へ来ないかと誘われる。
義経が一度は落ちた吉野には、静伝説とともに数々の秘宝が隠されている。
それらとともに、友人の亡き母の思い出がよみがえる。

随筆か小説か、よくわからない作品だ。
しかし、谷崎の筆は好調である。

平幹二郎の朗読。
泉鏡花ならぴたりだと思うが、谷崎には色が付きすぎる。
うますぎるのだ.
小池朝雄の朗読でも感じたが、抑揚を付けすぎだ。
市原悦子も若い頃はそうだったが、やがて抑揚を抑えた話法を身につけた。
谷崎も文体が派手だから、地味に読む方が良いと思う。

原作:

小泉今日子(82年デビュー)

デビュー当時の曲中心は、
ザ・ベスト

アレンジが変わっいますが、中期の曲ならば、
Best of Kyong King

デビュー当初は、背が低くて、足の太い女の子(失礼!)でした。
しかし、体からは想像できない思い切りの良さで、周囲の大人どもをリードしていました。

仕事で何度か一緒になりましたが、腰の低い、礼儀正しい女性です。
この辺の教育ぶりは、「さすが、バーニング・プロ」と感心しました。

その結果、明菜ちゃん失脚後もキョンキョンだけは生き延びました。

(再掲示)

2007.05.08

松本伊代(1981年10月21日デビュー)

82年デビュー組のフロントランナー(実際は81年10月デビュー、81年組にはマッチがいたためデビューをずらしたんじゃないか。)。
新人賞競争では何とか逃げ切った。
すでに明菜、今日子の二強は確実に頂上を目指しており、その勢いは止められなかった。
(レコード大賞の最優秀新人賞は、シブがき隊。)

ただし、楽曲は非常に優秀だった。
作曲家や作詞家をやる気にさせる何かが、彼女にあったことは間違いない。
女性から見ても、頷ける詩が多い。

マニアには、こちらを推薦する。
松本伊代 BOX

初心者には、このCDの後半がお薦め。
コンプリート・シングル・コレクション

本人のブログはこちら

デビュー曲「センチメンタルジャーニー」は、私の宴会芸ナンバーワンでした。

☆☆☆

'82レコ大新人賞
「ゆ・れ・て湘南」  石川秀美
作詩松本 隆   作曲小田裕一郎   編曲馬飼野康二
 
「100%・・・Soかもね」  シブがき隊
作詩森雪之丞   作曲井上大輔   編曲井上大輔
 
「アンサーソングは哀愁」  早見 優
作詩阿久 悠   作曲馬飼野康二   編曲萩田光雄
 
「待ちぼうけ」  掘ちえみ
作詩竹内まりや   作曲竹内まりや   編曲鈴木 茂
 
「センチメンタル・ジャーニー」  松本伊代
作詩湯川れい子   作曲筒美京平   編曲馬飼野康二

由紀さおり(1969年デビュー)

由紀さおり全曲集~35周年記念~コレクションI

童謡歌手姉妹として知らない人はいないでしょう。
実はその昔、妹の由紀さおりさんは、スキャットを歌謡曲に持ち込みました。
ジャズとは全然違うスキャットでした。
それでもあの「夜明けのスキャット」のルールルルルー♪は、衝撃的でした。
歌が始まるまで、妙な緊張感があったのです。

昭和44年初夏オリコン8週連続1位。
顔立ちも個性的な美人でした。

小学校の先生が、ファンだと言っていたのを思い出します。
しかし彼女自身は仕事に、かなり厳しい人みたいです。


2007.05.07

二人の事件簿(1975) 大映ドラマ 1975

主演:篠田三郎、高岡健二

大物ゲストで話題になったドラマである。第一回のゲストは山口百恵だったか。
最近もNECOチャンネルなどでときどきやっていた。
DVDにはなっていない。

トラウマになっているエピソードがある。
第31回「深なさけ殺人事件」だ。
山浦弘靖脚本で真山知子(蜷川幸雄夫人)がゲスト出演していた。
女が気弱な男を溺愛しすぎるのだが、最後にその愛されすぎた男に殺される話だ。
これを見ていて、べたべたする女はすっかり嫌いになった。
相手役の男は大映の役者さんだったと思うが、名前が出てこない。

第30回「刑事の動機」も中山麻里(「サインはV」)が体当たり演技で、印象に深い作品だった。
(佐分利信、仲代達矢主演の東宝映画「華麗なる一族」(1974)で銀平の妻役として出演、既にイメチェンを図りはじめた。)

牧美智子(美杉婦警役で出演)が歌う主題歌は次のCDに所収されている。

植木等も早川警部の役で出演していた。

奥村チヨ(1965年デビュー)

ゴールデン・ベスト

めちゃめちゃ好みのタイプだったなあ(^^;)。

千葉出身とか熊本出身とか諸説あるが、どっちにしろ、大阪育ち。
夙川学院卒業後、65年デビュー。
同年の「ごめんねジロー」がヒットした。
その後も67年の「北国の青い空」、69年の「恋の奴隷」、71年の「終着駅」と大ヒット曲を出している。

ちょっと媚びを売るような声に聞こえるのだが、実は芯がすごく強そうな人だ。
和製シルビー・バルタンと言われた通り、日本人らしからぬ、パンチがありながらキュートな女性って感じ。

あの頃は、「そっくりショー」で、よく奥村チヨ特集をやっていた。
特徴があったので、真似されやすかった。
74年に作曲家の浜圭介と結婚した。

2007.05.06

河合奈保子(80年デビュー)

河合奈保子・しんぐるこれくしょん

デビュー当時から、はち切れんばかりのナイスバデーで圧倒されました。
水着のグラビアを、食い入るように見ていました(笑)
二年目になって人気は本格化しました。
僕は不器用さが可愛らしかった、一年目の方が好きです。

事務所は大きかったのに(芸映・西城秀樹の妹コンテスト優勝)、性格が真面目すぎました
三年目以降は伸びきれず、女優に転向してからもぱっとせず、いつの間にか結婚してしまい、たまにテレビでお姿を見るぐらいです。
残念。

Jansh のホームページが詳しいですね。

伊東ゆかり

GOLDEN☆BEST 伊東ゆかり シングル・アンド・ポップス・コレクション


「小指の思い出」が昭和42年の作品だったため、オリコンには殆ど記録は残っていない。
翌年の「恋のしずく」は5週1位になったが、「小指の思い出」のデータが残っていたら、いったい何週連続1位を続けていたろう。


三人娘の中で、一番美人だ(と思う)。

佐川満男と結婚していた時期、近くの塩屋御殿に住んでいた。
いつか会えるかなあと、思ってたが、すぐ別れてしまった。

当時渡辺プロから独立した時、テレビ局にナベプロが圧力を掛けて、彼女は干された。
その後、円満に解決している。
現在は大手の、小澤音楽事務所に所属。

いしだあゆみ

いしだあゆみ・しんぐるこれくしょん

いしだあゆみさんと言うと、大阪の天才少女スケーターだったのですが、芸能界へ転身しました。
数年、苦労を重ねた後に、「ブルーライトヨコハマ」で、昭和44年春にミリオンヒットをかっ飛ばしました。
この歌は少年時代にすり込まれていて、何かにつけ思い出す一曲です。

他にも「あなたならどうする」「砂漠のような東京で」など、ドライで都会的な歌の似合う歌手でした。
しかし「夜のヒットパレード」号泣事件など、テンションの高いところがあり、ヒット曲からも遠ざかります。

そこで、女優に専念しました。
本人も気合いが入っていたのか、森繁久彌の横で泣く度に、鼻水を流していたのをよく覚えています。
その後「駅」「野獣刑事」等で映画各賞受賞して、いまや大ベテラン女優です。

公式サイトはイザワオフィス いしだあゆみぐらい。

このCDで飽き足らない人には、全6巻の「これくしょん」をオススメします。

これくしょん

2007.05.05

「セリー主義」 DG (現代音楽)

グラモフォンの「20世紀の遺産」シリーズのCDだ。
中身はオムニバスだ。
ポリーニ、アバド、BPOの現代音楽三羽烏の寄せ集めである。

まずポリーニのブーレーズ・ピアノソナタがあって、アバド指揮のノーノの歌付きパーカション二曲、BPOのシュトックハウゼンが作った3重オケ曲「グルッペン」という具合。
奏者は現代音楽を専門としている(古典をやるのは生活のため)だけに、安心して聞ける。

この手の音は数年前聞いたときは、かえって古いと思ったが、今はどうだろうか。
再び「不安な時代」だけにぴったりの気がする。

音質については、セリーの原理(音の高さ、音の強さ、音の長さ、音のアタック感を指定する)からしても、もっと良くしなければ駄目である。
とくにパーカッションの音楽は、CDでの再生は、無理。
たとえばSACDが現代音楽にぴったりなのに、なかなかどこもやってくれないのは残念。
ようやく最近、DGなどクラシックレーベルが参入してきたので、今後に期待したい。

(転載)

松田聖子(1980年デビュー)

Seiko Box/大全集

歌手デビュー前から彼女については知っていましたが、三曲目「風は秋色」までは、あまり好きになれませんでした。
1981年元旦「行く年来る年」、セイコーのCMを見た時です。
スカートを翻して振り向く様に、何かビビビと感じました(笑)
四曲目「チェリーブラッサム」は、毎日何十回となく振り付きで歌っておりました(^_^;)
上京後、コンサートは船橋と武道館二回、見に行きました。


なんだかんだと言って、今も生き残っているのを見るにつけ、本物のアイドルだと感心しています。
古巣のサンミュージックとも、業務提携しました。
おそらく、和田アキ子のあとの芸能界女帝になるのではないでしょうか?


代表的なサイトは永久アイドル松田聖子資料館

(再掲示)

'80レコ大新人賞
「あなた色のマノン」  岩崎良美
作詩なかにし礼   作曲芳野藤丸   編曲大谷和夫
 
「ヤング・ボーイ」  河合奈保子
作詩竜真知子   作曲水谷公生   編曲船山基紀
 
「ハッとして!Good」  田原俊彦
作詞宮下 智   作曲宮下 智   編曲船山基紀
 
「青い珊瑚礁」  松田聖子
作詩三浦徳子   作曲小田裕一郎   編曲大村雅朗
 
「帰ってこいよ」  松村和子
作詩平山忠夫   作曲一代のぼる   編曲斉藤恒夫


黛ジュン

ゴールデン・ベスト

1948年に東京で生まれる。
本名は渡辺順子、兄は作詞家の三木たかし。
64年に本名でデビューするが、ぱっとしなかった。

黛ジュンと改名し、ミニ・スカートをトレードマークにして、再デビュー。
67年「恋のハレルヤ」が、流行のGSを取り入れたサウンドにのって、パンチの効いた歌唱でヒットした。

68年の「天使の誘惑」は、セールス的に見れば、ピンキラの「恋の季節」や千昌夫「星影のワルツ」に負けていたのだが、見事日本レコード大賞を受賞した。
ちなみにこの年の新人賞は、久美かおりである。

その後人気は低迷するが、80年には「風の大地の子守唄」が久々にヒットした。
83年に日活映画『女帝』に主演し、話題を呼んだ。

個人的には彼女の髪型が苦手だった。
でもあの髪型とリズム感で、1968年という、時代に上手に乗ったのだろう。

スティーブ・ライヒ 「ベスト」 ノンサッチ

日本企画のベスト。
ライヒを知るには、これで十分だろう。

音楽としては、麻薬的な雰囲気を醸すが、ラウンジな曲もあり、十分親しみが持てる。
また、マリンバ類を好んで使ってるようだ。

ライヒはNY生まれのカリフォルニア育ち、ミニマルミュージックの第一人者。
1936年生まれ。
ミヨーとベリオの弟子だが、コルトレーン・マニアでもある彼は、インドネシアの民族楽器ガムランに触れたことで、セリーに対抗して、自分独自の世界を作るに至った。
作曲の中心はすでに電子音楽であり、テープとくにサンプリングした声を多用する。

しかし、アコースティックを使わないわけではなく、クロノス・カルテットのように、弦楽四重奏団も好んで演奏している。
今、現代音楽界の売れっ子作曲家といえよう。

なお、声入り四重奏曲「ディファレント・トレインズ」は、両親が離婚して、NYとLAに離れて住んでいたので、その間を列車で往復するときの思い出を、描いている。

演奏はスティーブ・ライヒ、クロノス・カルテット、パット・メセニー他。

ケージ「鍵盤楽器のための音楽」 ソニー

ジーン・キルステイン(p)の演奏。
物を弦の間に挟む、プリペアド・ピアノの天才ケージ(1912-92)が自ら推薦した一枚だ。

なにしろ鍵盤楽器の魅力一杯だ。
ピアノがそもそも打楽器であり、弦楽器であることを再認識させられる。
フリージャズの一人ピアノトリオという感じがする。
しかし、キルスティンのピアノはジャズよりも、優しく聞きやすい。

ケージは加州出身のアメリカ人で、シェーンベルクに音楽を学んでいるが、音楽は明るい方だ。
鈴木大拙に禅を学んでいるが、禅宗的な感じはしない。
どちらかというと、アフリカの原始音楽的。
この後の日本の作曲家に与えた影響は大きかった。

2007.05.04

久美かおり(1968年デビュー)

フラワー・ポップス・シリーズ(3) 星のプリンス

渡辺プロから、タイガースの相手役として映画デビューした。
歌手としては、レコード大賞新人賞を「くちづけが怖い」で受賞した。
何故かその後ぱっとせず、引退・結婚した。
ジュリーの相手役だったため、ファンの嫌がらせが厳しかったのだろう。


音大中退で、歌は上手だった。
また鼻が特徴的な顔だから、一度見たら忘れられない。


しかしアイドルってタイプじゃなかったと思う。(ジャズ歌手志望)
今の時代だったら美人タレントとして、いい線行ったと思う。

(懐音堂から転載)

☆68年レコ大新人賞

「あなたのブルース」  矢吹 健
作詩:藤本卓也   作曲:藤本卓也   編曲:藤本卓也
 
「くちづけが怖い」  久美かおり  
作詩:なかにし礼   作曲:東海林修   編曲:東海林修
 
「恋の季節」  ピンキーとキラーズ
作詩:岩谷時子   作曲:いずみたく   編曲:いずみたく

荒川務 (1974年デビュー)

ミュージックフェアの劇団四季特集を見ていた。
荒川務が、司会の恵の繰り出す質問を一人でさばいていた。

荒川務・・・フジテレビ「ちびっ子ものまね大合戦」で優勝
13歳で74年6月10日キャニオンから「太陽の日曜日」(作詩:安井かずみ 作編曲:都倉俊一)でデビュー。
最高69位12週間と意外と大したことはない。
一部の熱狂的なファンに支持されて長くチャートにいた。
2曲目「はじめての純情」は、いまだにアイドルアンソロジーに入ってくる名曲だ。
さらに3曲目「朝も昼も夜も」も小ヒット。

同じ年、荒川はレコード大賞新人賞に選ばれた。
ちなみにこの新人賞、他の歌手は
「恋はダンダン」歌手:浅野ゆう子 作詩:有馬三恵子 作編曲:川口 真 

「イルカにのった少年」歌手:城みちる 作詩:杉さとみ 作曲:林あきら 編曲:高田 弘

「空港」 歌手:テレサ・テン 作詩:山上路夫 作曲:猪俣公章 編曲:森岡賢一郎

「あなたにあげる」  歌手:西川峰子 作詩:千家和也 作曲:三木たかし 編曲:藤田はじめ
が選ばれている。(千家先生はここでも「あなたにあげる、わたしをあげる?♪」で大ヒットをかっ飛ばした。)

そして栄えある最優秀新人賞は、
「逃避行」  歌手:麻生よう子 作詩:千家和也 作曲:都倉俊一 編曲:馬飼野俊一

千家先生の飛び道具とも言える、歌詞「また 空いた汽車を 空いた汽車を見送った?♪」のおかげで、獲得している。

この年、あいざき進也が、新人賞は取れなかったが、ベスト10に顔を出しており、城みちると並んで御三家を追っていた。
あいざき進也に対抗して、荒川は子供っぽさを売りにしていたと思う。


荒川務は、キャニオンの押しで新人賞はもらったが、正直言ってそこまでの実力はついてなかった。
彼はデビュー当時は可愛かったのだが、すぐ大人びてくる内にアイドル顔ではなくなって、人気が下がってしまった。
彼を見てると6年後、ポニーキャニオンは田原俊彦でブレークするための実験をしていたのかなと思ってしまう。

その後三年ほど芸能界で頑張って、後にミュージカルに転向し、NYで修行。
24歳(85年)に劇団四季のオーディションに合格し、翻訳ミュージカル中心に活躍。

まだ四季の幹部をやっていたのだな。
独立した市村や滝田、鹿賀と比べて線が細いタイプだし、ダンスの名手なので、劇団四季を辞めずにいる方が活躍できる場は広いだろう。
ミュージックフェアでは劇団四季を代表して、慣れない団員をリードして司会の質問に巧みに答えていた。
アイドルの時に培った技術は忘れないものだ。

(再掲示)

荒川務さんの部屋
劇団四季に入ってからは、このサイトが詳しい。

KINNIKUMAN / ROBIN MASK's Theme
KINNIKUMAN / KENDAMAN's Theme

次は、NAVレーベルのベスト盤。アイドル時代の荒川つとむの曲が一杯詰まっている!


伊東きよ子(1967年デビュー)

浜口庫之助作「花と小父さん」が、あまりに有名だ(67年オリコン7位)。
他に「りんごの花咲く頃」など。

Girl with GSシリーズ(1)オー・ガンソ

歌はたいへん上手だが、フォークシンガーと呼ぶには、ひっかかりがある。
だってお色気満点なのだ(^_^;)
映画「日本一の男の中の男」(東宝・1967) に木の実ナナ、奥村チヨと出演しているが、なかなかのものだ。


当時の「第一回フォークソングフェスティバル」に出ているそうだ。
演歌を歌った方が似合ってたと思うのに(渡辺プロ所属)。


ポエティックなアシッドフォーク(?)の異色盤と言われる23時の女(1970)を出している。

(懐音堂から転載)

ちなみにこの年のレコ大新人賞は、

「恋人と呼んでみたい」  永井秀和
作詩:有馬三恵子   作曲:寺岡真三   編曲:寺岡真三
 
「世界は二人のために」  佐良直美  
作詩:山上路夫   作曲:いずみたく   編曲:いずみたく

だけだった。

2007.05.03

満潮に乗って 名探偵ポワロ  2005

5ヶ月遅れの放送だ。
今ごろしかも突然に放送したため、出かけていて見られない人が多そうだ。

設定は色々いじっているが、まあドラマなのだから、こんなものだろう。
同性愛も今回は出てこない。

それから執事のジョージが登場した。

しかし最後の部分の脚色は大失敗だと思う。
まず何が何でも、全員集合させるのはどうかな?
最初の事故も、爆破魔の陰謀にしてしまった。
これではやり過ぎだ。


世界的富豪ゴードン・クロードの別荘でガス爆発事故が発生した。
ゴードン本人は死亡。ゴードンの新妻ロザリーンと、その兄デビッドは奇跡的に一命を取り留める。
それから2年。ロザリーンとデビッドの厳しい遺産管理により、クロード一族は苦しい生活を強いられていた。
そんな一族にとってロザリーンは邪魔者。
一族の反感の矢面に立たされたロザリーンは、日に日に憔悴の度を深めていく。(NHK)


☆キャスト
ポワロ デビッド・スーシェ (声:熊倉一雄)
デビッド エリオット・コーワン ワル振りは、まあこんなもの。 (声:大塚明夫)
ロザリーン エバ・バートヒッスル  全然美しく見えなかった。いかにもメイドっぽい。(声:高橋理恵子)
リン アマンダ・ダウジ  本作品のヒロイン、しかし思ったより肉感的だ。(声:田中敦子)
ローリーン パトリック・バラディ かなりイメージが狂った。 (声:星野充昭)
アデーラ ジェニー・アガター 大物女優である。 (声:古坂るみ子)
フランシス ペニー・ダウニー (声:大西多摩恵)
スペンス警視 リチャード・ホープ (声:野島昭生)

☆スタッフ
脚本: ガイ・アンドルーズ (二作品を見てきたが、この人は現代物以外では才能を感じない。)
撮影: スー・ギブソン
音楽: スティーブン・マッキーオン
制作: トレヴァー・ホプキンス
演出: アンディ・ウィルソン

唯一気に入ったのは、最後にリンがアフリカに帰ることである。

「ナイルに死す」以後の新シリーズでは、新しい脚本家や現代的な演出を試している。
その結果、8つの番組で面白かったのは2つだけ。(「杉の柩」「葬儀を終えて」)
2割5分の打率だ。

やはり長編のドラマ化は大変だと思う。
今後もこういうことなら、見る必要はない。
(新ミス・マープルは、一種のパロディとして楽しめる。)

山荘包帯男殺人事件 名探偵コナン 1996

三回目の前後半スペシャル。

園子に山荘へ招待された蘭とコナン。
途中で包帯を巻いた不気味な男と遭遇する。
山荘には園子の姉、そして大学時代に園子の姉と映研で一緒だった連中が待っていた。
蘭が一同から離れて森へ入ると、斧を持った包帯男が襲いかかる。


僕の好きな鈴木園子が登場だ。
「あたし、わかっちゃったのよ。」
の決め文句でズバリ推理する。

外界と遮断された山荘での事件。
なかなかビジュアル面でも見せ場が多い。
しかし夜のために、そのときはわからないだけで、痕跡は沢山残っている。
警察が来たら、すぐバレるトリックだ。
パズルのようなものである。


監督 こだま兼嗣
出演
江戸川コナン 高山みなみ
毛利蘭 山崎和佳奈
鈴木園子 松井菜桜子

2007.05.02

伊豆の踊り子 川端康成 新潮CD

篠田三郎の朗読。
無理に女性の声色を作らず、地声で演じている。
「雪国」を語った加藤剛と違い、素直な気持ちで聞ける。
登場する女性は薫(踊り子)と義姉やその母など、何人かいて、誰のセリフか戸惑うこともあった。
しかし、全体的にはいい朗読だと思う。

今さらながら、小説としても素晴らしい作品だ。
学生は最初はエロティックな気持ちで旅芸人に近づいたのだが、最後は純粋に彼らと友情を取り交わして、別れに涙する。

映画としても田中絹代、美空ひばり、鰐淵晴子、吉永小百合、内藤洋子、山口百恵が主演している。

原作の英訳:

山口百恵(1973年デビュー)

日本武道館さよならコンサート・ライブ 山口百恵 -伝説から神話へ-

いたるところで語られています。
いまさら私が語るより、熱心なファンの方々のサイトを参照してください。

ぱぴよんさんのページで、 山口百恵のレコード、ドラマ、映画などを網羅していました。

他の60年代通信 山口百恵INDEXでも 百恵ちゃんを特集しています。

さて、山口百恵人気もさすがに陰りを感じさせます。
森昌子も復活してもパッとしません。
もう中三トリオの時代ではないのでしょう。

現実の彼女は、肝っ玉母さんになってしまったようです(笑) 。
石原さとみもドラマ「赤い疑惑」撮影中に彼女と会ってますが、驚いたでしょう。

GOLDEN J-POP/THE BEST 山口百恵


2007.05.01

夜の道 藤沢周平 新潮CD

竹下恵子の朗読である。
登場人物がほとんど女なので、安心して聞ける。


子供の頃、迷子になり神田に住む今の養親に育てられて大きくなったおすぎ。
そんな彼女に深川の大店の奥方が、私が実の母親だと名乗りを上げた。
しかし彼女は一向に昔のことが思い出せない。
やがて彼女は嫁ぎ、一子をもうけるが、ある日夫婦げんかをして家を飛び出す。
子供は母親を追いかけてくる。
それは自分が母とはぐれた風景だった。


藤沢周平と言うと、山田洋次監督の映画のおかげで、侍物のイメージが強いが、町人物も得意だそうだ。
山本周五郎みたいに突き放した感じがなく、暖かい作品が多いようである。

この噺も泣ける。
そんな凄い作品ではないと思うが、竹下景子の感情移入が素晴らしい。
ぐっとくる。

BSエンターテインメント − わが愛しのキャンディーズ −

ずいぶん昔の記事だが、再掲示しておく。

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今も多くの人々の記憶に残っている伝説のアイドルグループ、キャンディーズ。
社会現象ともなった解散劇から28年。
まぶしいくらいに輝いていた彼女たちの映像を、解散コンサートの未放送映像も含め、一挙放送する。
アイドルとして、わずか5年間という短い時間を全力で駆け抜け、絶頂時に解散を決意したメンバー3人の揺れる思いにも迫る。(NHKの紹介記事)

出演 喜多條 忠, 加藤  茶, 都倉 俊一, 伊東 四朗

実にあっぱれな番組だった。
これで受信料も払ってもらえるだろう。

でも、どうして都倉俊一なのだろう。もっと適任者はいるのに。


辞めた理由はナベプロが酷使したからだ。
でもそれをネタに国営放送で番組を作ってしまうのだから、ナベプロ恐るべし。

ランちゃんはデビュー前から引退時までほとんど変わっていない。(その後は伸び悩み。)
ミキちゃんはデビュー後、急にきれいになったが、引退前はガリガリになってしまった。
スーちゃんはデビュー後も太った(笑)引退してからやせた。

芝居のセンスは当時からあった。
歌はうまくなかった。
ダンスも今と比べたら、大したことはないのかもしれない。
あのまま続けていたら、ジャニーズ事務所の「少年隊」というより「シブガキ隊」のような形で終わっていたろう。

しかし引退騒動のおかげで、彼女たちは永遠に我々の心に生き続けている。
引退に向けてシングルを次々出すが、それらが記憶に刷り込まれてしまった。

ちなみにファイナルコンサートは、アミューズ(サザン・オールスターズの事務所)の現会長が演出している。

最近、ナベプロの懐かしい番組が多い。
娘(渡辺美樹社長)の代になって、親の財産のありがたみが、わかっただろう。

☆☆☆

スタジオ版「その気にさせないで

R&Bテイストの名曲である。
DVD「キャンディーズ・トレジャー」のスマイリー小原伴奏版と、この番組でのスペクトラム伴奏版を比較した。
やはり、スペクトラム版の方が凄かった。
キャンディーズも乗っていた。


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