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2008年6月

2008.06.27

新ミス・マープル2 シタフォードの謎 グラナダTV

Photo


演出:
ポール・アンウィン
脚本:
スティーブン・チャーチェット
原作:
アガサ・クリスティー

英米合作


原作「シタフォードの謎」(東京創元社の邦題を使っている。早川文庫は「シタフォードの秘密」)はポワロもミス・マープルも現れない、ノンシリーズだった。
あのトリックさえ知っていれば、子供でも犯人がわかってしまう作品だ。
ドラマではミス・マープルが登場した。
結末も原作とは変えている。

まずトレヴェリアン大佐自身がホテルで降霊会に参加する。(原作では大佐は参加しない。)
原作でのバーナビー少佐の役が、政務官エンダビイ氏に替わっている。
原作の主人公であるエミリーの役柄が、ミス・マープルの出現で多少変わっている。
ミス・マープルはシタフォード荘で安楽椅子に座っている。
実際に捜査活動を行うのは、エンダビイ氏、エミリーと新聞記者チャールズだ。

大物俳優を被害者に起用したため、犯人を特定しにくかった。
原作通りにすると、キャスティングのバランスがおかしくなる。
しかし原作を読んでいたときも、ちらりとこの○○が犯人ではないかと思ったほどだから、
結末にさして違和感はなかった。

ノン・シリーズにミス・マープルを起用することに異論もあるだろう。
私はまずミス・マープルの短編をドラマ化してほしい。
どうしても長編でなければならないというのであれば、こういうやり方もあって良い。

アガサ・クリスティはミス・マープルに思い入れがあった。
だから本当は、ジョーン・ヒクソンがドラマ化した12長編以外にも、様々な作品に登場させたかったのではなかろうか。
しかしミス・マープルが人気になったのは、戦後の「予告殺人」(1950)のヒットからだろう。
昨日の原作「動く指」(1942)のように、若くて魅力的な人間を現場で捜査させて、ミス・マープル自身は安楽椅子探偵にする展開を戦前から他にもいろいろ考えていたのではないか。
そして、「もしもあの事件をミス・マープルが推理していたら」と考えるのも、ミス・マープル・ファンの夢である。
(「そんなのは邪道だ」というのは、がちがちのポワロ・ファンだろう。)

ゾーイ・テルフォード(「ナイルの死」)が美しきヒロイン、エミリー役を演じている。
しかしややセクシーな役柄で、共感しなかった。
二人の間で気持ちを揺らしながらも、けなげに謎を解明する原作の方が魅力的。
よく知らない人だったが、キャリー・マリガン(ヴァイオレット役)の方を魅力的に感じた。

トレヴェリアン大佐に、先々代007として活躍した、超大物ティモシー・ダルトンを起用。(「007/リビング・デイライツ」「007/消されたライセンス」)
しかし、ずいぶん老けた。
(と言うことは、いつの日か、先代007ピアーズ・プロズナンも登場するのだろうか。)


シーズン2も今日でおしまい。
シーズン1は内容的に厳しい作品が多かったが、シーズン2は及第点を付けられる作品ばかりだった。
原作を大きく脚色したため、ラストのバランスを欠く作品もあった。
しかし撮影、美術、音楽や演出のテンポで補っていた。

ジェラルディン・マッキーワンは、2シーズン目でミス・マープルを自分のものにした。
おそらく先代のジョーン・ヒクソンは、晩年のミス・マープルをイメージして役作りした。
一方マッキーワンはおそらく、初期の「牧師館の殺人」の噂好きな中年ハイミスをイメージして、そこから自分なりのマープルをつくり出した。
歩き方一つとっても、忘れられない。

ジェラルディン・マッキーワンは14歳で舞台にあがり、クリストファー・ブラマーのハムレット相手にオフェリアを演じ、王立劇場でアルバート・フィニーローレンス・オリヴィエと共演してきた人である。
「水戸黄門漫遊記」も東映映画で月形龍之介が演じたあと、新劇畑の東野英次郎がテレビで見事に自分の色づけをしていた。


シーズン3はさらに内容が良くなっているようだ。
「ゼロ時間へ」(本来バトル警視ものだが、彼は登場しない模様。)
「復讐の女神」
「バートラムホテルにて」
「無実はさいなむ」(「ドーバー海峡殺人事件」の原作)
やはりノン・シリーズが二本ある。
まだまだ死ねないなあ(笑)

しかし、現在制作中のシーズン4では、ミス・マープル役はジュリア・マッケンジーという人に交代してしまった。
製作側との意見の相違か。それとも病気か。
ジョーン・ヒクソンと同じ12作品で辞めるのが、きりの良いところだと思ったのか。
うーん残念。weep

2008.06.26

新ミス・マープル2 動く指 グラナダTV

Photo


演出:
トム・シャンクランド Tom Shankland
脚本:
ケビン・エリオット Kevin Elyot

なんと、ケン・ラッセル監督(「マーラー」「トミー」)が司祭役で出演していた。
そのせいか、美術とカメラについては、ジョーン・ヒクソンのドラマ(1985年「動く指」)より数段出来は良かった。

しかし、主役のジェリーにジェームズ・ダルシー(「青列車の謎」)を起用して、自殺未遂者に仕立てたのは如何か?
ロンドンへジェリーとミーガンが出かける、エピソードもなかった。
ジョーン・ヒクソンのドラマでは、「ローマの休日」を思わせる素敵なエピソードに仕上がっていたのに。

1985年のドラマを意識しすぎて、原作をやや弄りすぎたと思う。
原作は完璧だった。
ミス・マープルがほとんど出てこない。
探偵小説はできる限り探偵が表に出てこない方が、面白い。

だから今回のドラマ化は、ジェラルディン・マッキーワンを脇役にして、ジェリーの独白中心の脚本にして欲しかった。
前回のドラマがうまく脚色していたから、今回は原作に忠実になってほしかった。
アメリカ資本が参加しているため、そのような脚本は認められないのか?


キャスティングは昨日の「親指のうずき」と比べると、若さでは勝っているが、格では劣っていた。

主人公の妹ジョアンナ役は、化粧の派手なエミリア・フォックス(テレビ「高慢と偏見」)を起用。

ヒロイン・ミーガン役に、タルラ・ライリー(「五匹の子豚」)。あまり好みではない。

家庭教師エルシー役はケリー・ブルックス、役柄は頭の良くなさそうな美人タイプだ。本人は人気モデルらしい。
主人公に家を貸すエミリー役にセルマ・バーロウ(「ミセス・アンダーソンの贈り物」)。

ずいぶんと長い間、この作品は戦後のものだと錯覚していた。
実は「書斎の死体」と同じ頃の戦中派作品だ。
しかし戦争は全く感じさせない。
空襲下のロンドンで人々がクリスティそしてミス・マープルに救いを求めていたのがわかる。

2008.06.24

新ミス・マープル2 親指のうずき グラナダ

Photo_2


この「親指のうずき」は、2005年にフランスで "Mon petit doigt m'a dit..." としてカトリーヌ・フロ主演で映画化されたばかりだ。
それを翌年、しかも本国でドラマ化するのだから、相当に改変してくると思った。
大体おしどり夫婦トミーとタペンスものに、ミス・マープルが出ること自体が、無茶苦茶なことである。

実際(フランス映画以上に)大胆な脚色があった。
しかしなぜか、さほど気にはならなかった。
これはこれで一つのお話だろう。

原作は少し冗長なのが欠点だが、今回のドラマはテンポが非常に良かった。
草笛光子も2作目でジェラルディン・マッキーワンのリズムを得たようだ。


やや、とうは立っていたが、華麗なる女優陣の競演を楽しめた。
まず、派手なタペンス役にグレタ・スカッキ(「推定無罪」「ザ・プレイヤー」)。
適役だったが、タペンスが欲求不満でアル中なのは、どうだろうか。
夫婦円満である、フランス映画の方が良かった。shock

伯母のエイダ役は、昨日からのチャップリン繋がりでクレア・ブルーム
(「ライムライト」「寒い国から帰ったスパイ」「まごころを君に(アルジャノンに花束を)」、ミス・マープル(ジョーン・ヒクソン)の「鏡は横にひび割れて」)。
しかしメイクアップで化けていて、名前を見るまで誰だかわからなかった。

行方不明になるランカスター夫人に、コマンダー爵位を持つジェーン・ウィットフィールド
(英国テレビの大女優で、オーディオドラマでミス・マープルを演じている。)。
フランス映画版のジュヌヴィエーヴ・ビジョルドよりも良かった。

さらに、養老院の管理人パッカードに、名脇役クレア・ホルマン(アガサ・クリスティの「忘られぬ死」)。


惜しかったのは、トミーとタペンスの重要人物・召使いアルバートが出てこなかったこと。
できればこの作品でなく、トミーとタペンスの第二次世界大戦物である「NかMか」をやって欲しかった。

こうなると、再びトミーとタペンスと共演するのは「運命の裏木戸」だろうか。
その頃にはミス・マープルは、いったいいくつになっているのか?


新ミス・マープル2 スリーピング・マーダー グラナダTV

Photo

第2シーズン第1回「スリーピング・マーダー
演出:
エドワード・ホール 
脚本:
スティーブン・チャーチェット 
原作:
アガサ・クリスティー

英米合作。


デジャヴューだ。
どこかで見たプロットだと思うのだが、思い出せない。
原作とは違い、旅芸人の一座が事件の鍵を握っている。
横溝正史だったろうか。

最初のうちはジョーン・ヒクソンの前作とほとんど変わらなかったのに、途中から大きく動き出す。
とくに後半は詰め込みすぎだ。
これぐらい大きく変えるのであれば、いっそのこと犯人も変えた方が良い。

マッキーワン=ミス・マープルの場合、草笛光子の方が、アニメのミス・マープル・八千草薫より適役だ。
草笛光子は、アニメ「名探偵ポワロとミスマープル」の第一回「グランドメトロポリタンの宝石盗難事件」で、オパルセン夫人もあてていた。
ただし、第一シーズンを演じた故岸田今日子の声が強烈すぎて、今回のアテレコはいまいちだった。
ジェラルディン・マッキーワンの演技に比して、声が地味、大人しすぎる。
役柄を探りながら、あてている感じがした。
もっとも、将来の可能性はあると思う。
今後の作品で、どう変わっていくのだろうか。楽しみにしておく。

ゲスト俳優で知っていたのは、ジェラルディン・チャップリン(「ドクトル・ジバゴ」、「悲しみは星影と共に」、チャールズ・チャップリンの娘さん)だけだ。
この人は昔から老け顔だったから、年をあまり取らない。
格から行けば、彼女が犯人の筈だが(笑)

主役のグウェンダはニュージーランド育ちではなく、インド生まれのインド育ちという設定だ。
グラマー美人のソフィア・マイルズが演じている。
知らなかったが、実写版「サンダーバード」にミス・ペネロープ役(人形劇では黒柳徹子がアテレコをしていた。)で出演している。
今回の作品では、小林さやかの声が低すぎて、違和感があった。


2008.06.06

奥さまは魔女 2005 ソニー

監督 ノーラ・エフロン
脚本 ノーラ・エフロン他
出演 ニコル・キッドマン
ウィル・フェレル
マイケル・ケイン
シャーリー・マックレーン


ラジー賞最悪カップル賞狙いだったのかと思うほどの、B級お馬鹿映画(笑)

オスカー女優ニコル・キッドマンやマイケル・ケイン、シャーリー・マックレーンを使いながら、なんとも中途半端な作品だった。

脚本もかなり陳腐。
ノーラ・エフロンも魔法は利かなくなったのかな。

ドラマ「奥様は魔女」のリバイバルを企画する。
しかしサマンサ役の人選で行き詰まってしまう。
そこに本物の魔女イサベル(ニコル・キッドマン)が現れる。

以前にメグ・ライアンが蹴った企画だろうなあ。
映画が始まって最初の頃、ニコル・キッドマンは、メグのまねをしていたと思う。
後半は、ニコルが自分の鼻の整形ネタで笑いを取っていた。
吹き替えだけだったかもしれないが、自虐ネタもここまで来ると、呆れる。
アメリカが世界のあこがれであった時代。そんな時代の「奥様は魔女」の健全な笑いを求めている人には、過激に見える。

ウィル・フェレルってオスカー女優を相手にするほど、凄い人だったのか。
サタデー・ナイト・ライブの出演者だそうだ。
ダーリンに相当する役にしては、はしゃぎすぎだ。


やはりオリジナルが最高だ。

2008.06.05

ヴェトナムの声

5/4/2008 のログから。

2010-2030 9840kHz ヴェトナムの声 44454
蘭の話

2050-2105 9655kHz R.Newzealand Int'l (Eng) 54444
オーストラリアより遙かに強力に入感。
Burmaで大勢死んだというのに、この局はSAを挟んで音楽を掛けていた。

2105-2110 9475kHz R. Australia (E) 34343
電波が弱く、昔日の面影はない。
ポッドキャストに力を入れるとこうなってしまう。
音楽もかったるいのが、掛かっている。
AC/DCぐらい掛けてくれ。

2110-2115 9740kHz BBC WS (E) 54454
ここはインド辺りに中継局を置いているので、安定している。

2115-2120 9760kHz VOA (E) 55454
ここもタイ辺りにあるので強力。

以上31mBで、ゴールデンタイムに二時間以上英語放送を流している局を聞いた。
英米の電波が強いのはわかるが、豪州のやる気のないのが気になる。

2120-2140 9525kHz インドネシアの声 (J) 44454
今日は比較的よく聞こえる。

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