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2009.06.21

どですかでん 1970 東宝


監督 黒澤明

製作 黒澤明 松江陽一
原作 山本周五郎

脚本 黒澤明 小国英雄 橋本忍

企画 黒澤明 木下恵介 市川崑 小林正樹 (四騎の会)

撮影 斎藤孝雄 福沢康道

音楽 武満徹

主役:
頭師佳孝
菅井きん
伴淳三郎
丹下キヨ子
井川比佐志
沖山秀子
田中邦衛
吉村実子
三井弘次
三波伸介
楠侑子
芥川比呂志
奈良岡朋子
渡辺篤
藤原釜足
三谷昇


貧しい町があった。
天ぷらを揚げているおくにさんの息子は六と言う。知的障害者だが電車オタクだ。ドデスカデン、ドデスカデンと言って一日中、電車ごっこをしている。
増田と河口夫妻は仲がよいが、良すぎて夫婦交換をしている。
島悠吉は顔面神経痛で妻は凶悪だった。しかし彼が恐妻家かと思うと、実は愛妻家である。
内職に精を出す娘かつ子は伯父に犯されて妊娠するが、何故か仲良くしてくれた酒屋の店員を刺してしまう。そのおかげで伯父は警察沙汰を嫌い、姿を消す。
他にもこの町には個性豊かな人間が集まっていた。


黒澤は「トラトラトラ」から降りて自殺未遂を起こした後、
本来の絵画趣味にもどり、原色にこだわって作った、初の完全カラー作品だ。
この部落はゴーリキーの「どん底」風だが、原色があるために救われている。
どこか、フェリーニを感じさせる。興行的には完全に失敗した。

個人的には渡辺篤と三谷昇のエピソードが気に入っている。

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