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2009年11月

2009.11.16

ゼロの焦点 1961 松竹


初めて見た能登半島。
そのなにか悲しすぎるほど、寂しい風景は
私にはあまりにも印象的だった。


松本清張の女性心理小説を映画化した作品。
後半30分以上にわたる断崖絶壁のシーンは、推理ドラマの定番になった。
最近(2009年11月)再び映画化されている。

小説では、主人公が新婚一週間で失踪した夫を捜す心理過程を丹念に描くが、
映画では登場する三人の女性を対比してドラマチックに描いている。


主演の久我美子が三人の中でもっとも年上(1931年生)である。
高千穂ひづる、有馬稲子は宝塚での同期生(1932年生)。
しかし高千穂ひづるが社長夫人を演じているため、もっとも年上に見える。

高千穂ひづるはこの作品などでブルーリボン助演女優賞を獲得している。
今から見ると、一部のシーンでコメディエンヌ的演出が過ぎて、シリアスさに欠ける。
今回の映画化で、中谷美紀がこの欠点を補ってくれると思う。

有馬稲子が助演女優賞を取るべきだった。
最後に目を開けたまま毒死するが、この演技は彼女の発案である。
有馬稲子が口ずさんだ「星の流れに」が印象的。
当時、アメリカ口語を巧みに喋る女性はパンパン扱いされたのだな。


監督:野村芳太郎
製作:保住一之助
原作:松本清張 
脚本:橋本忍 山田洋次
撮影:川又昻
音楽:芥川也寸志

出演
久我美子     (鵜原禎子)
高千穂ひづる (室田佐知子)
有馬稲子    (田沼久子)
南原宏治    (夫・鵜原憲一)
西村晃      (義兄・鵜原宗太郎)
加藤嘉     (室田儀作)
穂積隆信    (金沢での部下・本多)
十朱久雄     (仲人佐伯)
高橋とよ     (禎子の母)
沢村貞子     (宗太郎の妻)
織田政雄     (金沢署捜査主任)
桜むつ子      (立川の大隅のおばさん)
北龍二       (重役)


30年前にNHKで放送しているのを見ている。
それ以来、西村晃の毒殺シーンは忘れられなかった。
今回見直してみて、冒頭のシーンこそ記憶がぼやけていたが、
夜行列車が富山の海岸を通るシーンですっかり思い出した。


ネタバレになっている予告編。

当時ベストセラーだったため、結末をみんなが知っていたから、これでいいのだ(笑)

民主党のみかじめ料

禁断のJASRAC批判がマスコミに載る時代になった。

これもミンス党による公益法人叩き(得点稼ぎ)の一環だろう。

ずさんな著作権徴収方法や著作権分配方法は以前から問題視されていた。

しかし力を持つ音楽出版社に有利な仕組みであるため、
サザン・オールスターズやジャニ・タレなど売れっ子タレントは、決して声を上げなかった。

その結果、小規模な喫茶店やダンススクールが10年分の著作権を請求され、潰れていく事態となった。

そのことをテレビは報じない。サイクリング党の時代、テレビはJASRACの味方だった。

過去の経緯はここが非常に詳しい。

http://blog.livedoor.jp/jasrac1/



しかし民主党政権の時代になって、流れが変わった。

JASRAC(実態は文化庁の天下り団体)は馬鹿である。

どうして、サイクリング(自民)党に政治献金を払って、ミンス党に払ってなかったのか?

みかじめ料を取って商売してるくせに間抜けなことだ。

JASRACの財務資料はここにある。
http://www.jasrac.or.jp/profile/disclose/

従業員の退職給付引当金が41億円もある。立派な会社だ(笑)
http://www.jasrac.or.jp/profile/disclose/pdf/2008/2008_general06.pdf

正味財産増減計算書によると、手数料合計が150億円に対して、
いわゆる人件費(人件費、臨時雇用費、退職給付費用、賞与引当金繰入、法定福利費等)が
事業費で55億円、管理費で12億円あり、合計額67億円は45%を占めている。
他にもアウトソーシングしている部分は、たとえば機械計算関係費24億円など莫大なものになっているが、
おそらく裏でキックバックしているでしょう。
一方、洋楽についても著作権料を徴収しているが、海外出張費はわずか1600万円だ。
http://www.jasrac.or.jp/profile/disclose/pdf/2008/2008_general04.pdf
それで正味財産(利益)は5億5千万円もあまっている。

必殺仕分け人には美味しいところが満載だろう。


これからはJASRACも反省して、サイクリング党ではなく、
ミンス党にみかじめ料を支払うことで手打ちするだろう(笑)

のちにJASRACに対抗して、著作権自主管理に移行した平沢進(P-MODEL)
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0606/12/news005.html



1980年頃のテクノポップ三曲がかかっている。
ビデオの二番目は巻上公一のヒカシュー、三番目は立花ハジメのプラスティックス。
最初にちらりと出てくるのは、NHK子供番組「600こちら情報部」の鹿野浩四郎、 帯淳子である。

2009.11.15

按摩と女 1938 松竹

監督:清水宏
脚本:清水宏
撮影:斎藤正夫

配役:
謎の女 高峰三枝子
徳市      徳大寺伸
福市      日守新一
研一      爆弾小僧(天才子役)
大村真太郎   佐分利信
宿屋主人     坂本武

按摩の徳市、福市が温泉場に今年もやってきた。
盲人特有の、鋭い勘を二人は持っていた。
ついて早々、東京から来たらしい女が徳市に按摩を依頼する。
徳市は女の香りに淡い恋心を抱く。
その旅館で盗難が発生する。
徳市は女こそが真犯人だと直観する。


巨匠清水宏の快作。
主人公徳市は盲目でありながら勘が良すぎるが故に、最後に失敗して女に去られてしまう。

高峰三枝子全盛期の作品で、彼女の魅力爆発である。


按摩と女PV(2:20まで広告、2:20から予告編)

2009.11.10

三銃士 1948 MGM


最近、NHK連続人形活劇「新三銃士」でまた三銃士が注目されている。
アレクサンドル・デュマの名作は何度もリメイクされているが、この1948年映画も隠れた名作。

出演:
ラナ・ターナー (Lady de Winter)
ジーン・ケリー (D'Artagnan)
ジューン・アリソン (Constance)
ヴァン・ヘフリン (Athos)
アンジェラ・ランズベリー (Queen Anne)
フランク・モーガン (King Louis XIII)
ヴィンセント・プライス (Richelieu)

監督 ジョージ・シドニー
原作 アレクサンドル・デュマ
脚本 ロバート・アードリー
撮影 ロバート・プランク
音楽 ハーバート・ストサート

原作からの変更点は、ボナシュー夫人コンスタンスが独身になっている。
もう一つ大きな違いがあるのだが、ネタバレになるので書かない。
でも「血だらけの手のシーン」を見たら、事の真相を知ってぞっとするだろう。

ジーン・ケリー映画は派手なアクションが見せ場なのだが、今回はやや単調だ。
歌も踊りもない。
彼のメイクも若さを感じない。

それでも見所はある。
「郵便配達は二度ベルを鳴らす」でスターダムにのし上がったラナ・ターナーと、
翌1949年に「若草物語」で主役を演ずるジューン・アリソンの競演だ。

ミレディを演じるラナ・ターナーの悪女ぶりが実に美しく、かっこいい。
一方のジューン・アリソンは可憐なコンスタンスを演じ、
今で言えばキャサリン・ダンストのようなアイドル的存在だ。

ジューン・アリソンのファンだけれども、今回はラナ・ターナーの妖艶さに軍配を上げる。
ジーン・ケリー映画でありながら、ラナ・ターナーが美味しいところをみんな持って行った映画と言える。

2009.11.07

唇からナイフ 1966 英国


監督 ジョセフ・ロージー
製作 ジョセフ・ジョニー
原作 ピーター・オドンネル(コミック原作)
脚色 エヴァン・ジョーンズ
撮影 ジャック・ヒルドヤード
音楽 ジョン・ダンクワース(主題歌は名曲)

出演:
モニカ・ヴィッティ (Modesty Blaise)
テレンス・スタンプ (Willie Garvin)
ダーク・ボガード (Gobriel)
ハリー・アンドリュース (Sir Gerald Tarrant)
マイケル・クレイグ (Paul Hagan)

イギリスは、アラブの元首シークに対して、石油資源と交換に高価なダイヤを贈ることとした。
しかしタラント卿は、国際テロリストがそのダイヤを狙っていることを知る。

タラント卿は話題の女怪盗モデスティ(モニカ・ヴィッティ)に、ダイヤを護衛をさせることにする。

モデスティと相棒ウィリー(テレンス・スタンプ)は、シーク元首の絶大な信用を得ていた。

モデスティの昔の仲間であるガブリエルがテロリストの首領であることが判明する。
ガブリエルは彼女を昔のよしみで誘い出し、捕えることに成功した。

ガブリエルはモデスティを人質にしてウィリーを脅し、汽船タイボリア号からダイヤを盗ませる。

ダイヤさえ盗めば、ガブリエルはモデスティにもはや用はない。
さあモデスティとウィリーの運命やいかに。



当時のスパイブームに乗って作られた、異色作。
日本で言えば、小川真由美の「女ネズミ小僧」といった感じだ。

評価は人によって極端に分かれるが、僕はナンセンスでおもしろいと思う。
「アラビアのロレンス」のパロディが堂々と入っている。
さらにモニカ・ヴィッティとテレンス・スタンプがデュエットしている・・・

女怪盗モデスティ・ブレイズは国籍不明だから、イタリア人であるモニカ・ヴィッティが選ばれたのだろう。
モニカ・ヴィッティはアントニオーニ映画の主演女優であり、やや苦手だったが、
このモッズな(おしゃれな)映画ですっかり見直した。


しかしちょうど同時期、ハリウッドではスパイ映画「アラベスク」(スタンリー・ドーネン監督、グレゴリー・ペック、ソフィア・ローレン主演)が撮られている。

当時、モニカは女優としてソフィア・ローレンに対して、意識丸出しだったのだろうなあ。

2009.11.01

ライアーゲーム 2007 フジテレビ

二年前のドラマだが、見ていなかったので、
この夏休み、パート2放送前に見てしまった。

神崎直のもとに一億円の小包が届く。思わず開封してしまった直だが、開封した時点からライアーゲームは始まっていた。
二人が対戦し、一ヶ月後により多くの金額を持っていた方が勝利者。
直の相手は中学時代の教師だった。
彼女は安心するが、先生はことば巧みに彼女の一億円を預かり、自分のものにしてしまう。
彼女には詐欺には詐欺と、天才詐欺師秋山に助けを求める。










戸田恵梨香は日本のハン・ヒョジュだ、、、とは言い過ぎだが、
なかなか上手くなってきた。[m:49]

松田翔太はやや力不足。

バイプレーヤーでは、渡辺いっけいが、いい味を出している。

一方、吉瀬美智子はまだまだである。
鈴木一真も癖がある役者で、今回は合っていないと思う。

原作にない北大路欣也がフィクサー的な役柄で出てきたが、
パート2を作るときに困りそうだ。

フクナガもニューハーフではない。
テンションの高い演技で補ったが、パート2でそれを生かせるかな。

世間の評価は高いようだが、全体的には原作を超えることはない。

戸田恵梨香は海外でも人気があるようだ。

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