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2012.08.15

高峰秀子の馬 1941 東宝

東北の四季を、軍馬を育てる娘の目を通して描いている。
高峰の成長に合わせて一年間のリアルタイムで撮った作品。
監督に昇格する以前の黒澤明が助監督を務めていて、高峰秀子の初恋だったらしい。
果たして高峰の言うような両思いだったかどうかは疑わしいが。


秋の馬市で女学校に通ういね(高峰)は馬に魅了される。
いねの家は馬で過去に失敗をしたため、いねの意見に取り合わない。
ある日、組合長から馬を預託されてくれないかと依頼される。
妊娠している牝馬で、最初の仔馬はもらえるという条件だった。
あまりの好条件についに引き受けることになり、いねは大喜びだ。


時のアイドル高峰秀子の初々しい魅力たっぷりの作品(アメリカ開戦間際は、これが限界だっただろう。)
単なるアイドル映画でもなく、国威高揚映画でもなく、純粋なドキュメンタリータッチの作品として作り上げられた。
これも陸軍の後ろ盾があったからこそできたのだ。


ちなみに「ハイドハイドウ丘の道」で有名な大ヒット曲「めんこい仔馬」(サトウハチロー作詞、二葉あき子・高橋祐子歌)は、この映画のために作られた。
しかし監督が挿入歌として使わなかったため、イメージソングのような扱いになった。


監督・脚本 山本嘉次郎
助監督 黒沢明

出演
高峰秀子
藤原鶏太(釜足)
竹久千恵子

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