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2012.08.28

白蘭紅蘭 1952 大映

全く知らない作品だったが、面白かった。
今まで久我美子はとくに美人だと思ったことはなかったが、全盛期の作品を見たことがなかったからだ。
「また逢う日まで」「にごりえ」以上に今回の彼女はすごかった。


高利貸しをしていた井筒の伯父が亡くなった。
伯父は全財産を竹村千草という女性に遺したが、もし井筒が彼女と結婚する場合は井筒にも譲られる。
早速クラブで歌っている彼女を探し出したが、気っぷの良い姉御肌に言葉を交わすことはできなかった。
実は彼女は竹村千草でなかった。
本物は気に染まぬ結婚を迫られ、家を出ていた。


被写体の久我美子は、ほくろがなかったらオードリー・ヘップバーンそっくりだった。
魅力爆発の小悪魔久我に対して抑制気味の沢村晶子(美智子)だったが、美人女優の彼女だからこそできる好脇役だった。


森繁久弥が主役山内明の友人である新聞記者役で登場。
また戦前の大女優高杉早苗(市川猿翁の母、香川照之の祖母)が沢村晶子を支援する芸妓役で出演。


監督 仲木繁夫
脚本 舟橋和郎 棚田吾郎
原作 藤沢桓夫
製作 土井逸雄
撮影 相坂操一
音楽 渡辺浦人

出演
久我美子 (竹村千草(紅蘭))
沢村晶子 (竹村千草(白蘭))
山内明 (井筒英志)
根上淳 (岩本謙太郎)
高杉早苗 (桃太郎)
森繁久弥

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