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2012.10.09

80日間世界一周 1956 ユナイト

世界一周観光映画。
アカデミー最優秀作品賞、脚本賞、撮影賞などを受賞。
完全版で見るのは初めてだ。

若き日のシャーリー・マクレーンがアウダ役で出演。
デビュー作「ハリーの災難」(ヒッチコック作品)の翌年上映されている。

1872年、ロンドンで80日間世界一周をしてみせるとして友人と賭けたフォッグ氏は、召使パスパラトゥを連れてドーバー海峡を渡る。
フランスでは旅行代理店で気球を買い取り優雅な空の旅。
しかし南仏に着く筈が、スペインまで流され当地の豪族にマルセイユまで船に乗せてもらうため、パスパラトゥは闘牛をする羽目に。
マルセイユからインドのボンベイまで船で渡って、カルカッタへ向かう途中でインド人女性アウダと出会い、救出する。
再び海路でラングーンを回って香港に。
そこでパスパラトゥはフィックス氏に騙されてフォッグ氏と離ればなれに。
ところが横浜港でなく遠く離れた鎌倉で再会。
太平洋を渡りサンフランシスコに上陸したフォッグ氏一行は大陸横断鉄道に乗り込み、インディアンの襲撃を受ける。
ニューヨークからの旅客船には間に合わなかったが、輸送船を買い取り、何とか大西洋を渡り英国へ帰ってくる。
しかしロンドンへ入る直前、銀行強盗の疑いでフォッグ氏は逮捕されてしまう。
釈放されるが約束の80日にわずか1日、間に合わなかった。
賭けに敗れて破産してしまうが、アウダはフォッグ氏に結婚を申し出る。
牧師を呼びに行った帰り、パスパラトゥは新聞を立ち読みしてびっくり。
日付変更線を西から東へ越えたことを忘れていたのだ。


有名俳優がちょい役やカメオ出演で大勢出演している映画だ。
驚いたのは映画本編が終わってからのエンドロールの長さ、さらにエクジット・ミュージックの長さ。
誰も最後まで見たことが無いのではないか?


明治維新直後のちょんまげ時代の日本が描かれていた。
鎌倉大仏だか横浜中華街だかよくわからないが、ロケにわざわざ来ているのに勘違いばかり。
アメリカ人が楽しければ,何でもいいという感じ。
こういう映画によってアメリカから見た我が国のステレオタイプが形成された。
スペインのフラメンコや闘牛シーンもアメリカ人の都合の良い解釈が混じっていたのだろうか?


カンティフラスはメキシコの喜劇俳優。
チャップリンも絶賛していたそうだ。
日本で言えば榎本健吉のような小柄な軽業師。
数年後、再びアメリカでオールスター映画「ペペ」を撮ったが、こちらはこけていた。


監督 マイケル・アンダーソン
脚本 ジェームズ・ポー ジョン・ファーロウ S・J・ペレルマン
原作 ジュール・ヴェルヌ
製作 マイケル・トッド
撮影 ライオネル・リンドン エリス・W・カーター
音楽 ヴィクター・ヤング
歌 エディ・フィッシャー

出演
デイヴィッド・ニーヴン (冒険家フォッグ氏)
カンティンフラス (召使いパスパラトゥ)
ロバート・ニュートン (フィックス)
シャーリー・マクレーン (インドでサティ(妻の殉死)されそうになり助けられる)
シャルル・ボワイエ (パリの旅行代理店)
ジョー・E・ブラウン
マルティーヌ・キャロル
ジョン・キャラダイン
チャールズ・コバーン
ロナルド・コールマン

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