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2013年8月

2013.08.26

ブルークリスマス 1978 東宝

洋画「未知との遭遇」「スターウォーズ」のヒットを受けて、東宝がすごい顔ぶれを揃えたSF大作。
特撮や謎解きはほとんど使わず、人間ドラマ中心に描く。
興業収入的にはこけたはずだが、永くカルト人気を得ているのですでに元は取っただろう。


監督 岡本喜八
脚本 倉本聰
撮影 木村大作
美術 竹中和雄
音楽 佐藤勝
主題曲/主題歌 チャー

出演
勝野洋
竹下景子
仲代達矢
岡田英次
八千草薫
新井春美
高橋悦史
沖雅也
岡田裕介
中条静夫
大滝秀治
天本英世
岸田森
神山繁
稲葉義男
大谷直子
草野大悟
小沢栄太郎
芦田伸介
中谷一郎
島田正吾
田中邦衛

ある日、世界中の夜空にUFOが出現して、それを見たものは血液が青くなった。
しかし世界の国々は彼らがいずれノーマルな(赤い血の)人間に害をなすモノとして抹殺する計画を立てている。
青い血の人間の行方を追う独立ジャーナリストはUFOを見たアイドル女優とともに暗殺される。
ジャーナリストの残した手がかりを持ってアメリカに飛んだテレビ局報道局員は日本から拉致された血液学研究者に接触したが、彼はロボトミー手術を受けていた。
自衛隊員(勝野洋)は散髪屋で働く女性(竹下景子)とつきあっているが、彼女もUFOを見ていた。
自衛隊で青い血の人間をクリスマスに抹殺する計画を進めていることを知った勝野は彼女を守ろうと決心する。


当時の評判では、岡本喜八監督と倉本聰に大作を任せたのが間違いだということだった。
確かに大スクリーンで見ると、しょぼいのだが、ビデオで見ると、オールスター映画だからリッチな気分になる。
しかし岡本喜八監督作品というより、倉本聰脚本作品というべきだ。

訴えていることはユダヤ人問題をベースにしていて、荒唐無稽とは言い切れない。


なお岡田裕介は元東映社長岡田茂の息子で現在の東映社長であるが当時本人は東宝に所属していた。


2013.08.18

MASH 1970 20世紀フォックス

Mashは、移動野戦外科病院(mobile army surgery hospital)のこと。
彼らの主食だったおかゆにも掛けている。

監督 ロバート・アルトマン  (監督は初のメジャー作品)
原作 リチャード・フッカー (実際の朝鮮戦争従事軍医)
脚本 リング・ラードナー・Jr (アカデミー賞最優秀脚本賞、でもなぜかセリフは全て監督に書き換えられた)
製作 インゴー・プレミンジャー レオン・エリクセン
音楽: ジョニー・マンデル


出演
ドナルド・サザーランド
エリオット・グールド
トム・スケリット
ロバート・デュヴァル
サリー・ケラーマン  (ホットリップス)
ジョン・シャック
(当時はデュヴァルとケラーマンを除いて、みんなほぼ無名だった)


朝鮮戦争も膠着して、野戦病院は固定されてしまうが、軍医たちは前線からヘリで送られてくる負傷兵の手術で不眠不休の毎日だった。
そんななか、軍医のホークアイ大尉とデューク大尉が赴任してくる。
彼らはオフのとき悪ふざけしたり、破天荒な行動ばかり取るが、外科医としての腕前は一流だった。
それが軍医の上司バーンズ少佐と真面目なハットリップス(オフラハン少佐)の気に入らない。
二人がホークアイらの告発文を書き、そのままいい感じになって抱き合う。
そのあえぎ声を秘かに仕込んだ拡声器で部隊中に流した。
バーンズ少佐は激怒してホークアイ大尉をぶん殴って重営倉送り。
まんまとホークアイたちのクーデターが成功した。

またある日、歯科医のペインレスが深刻に悩んでいると牧師がホークアイに教える。
どうやら一時的に不能になったせいで、精神的に参っているらしい。
そして自殺したいと打ち明ける。
最後の晩餐をして、ホークアイはブラックカプセルと呼ばれる毒薬をペインレスに飲ませるが、実は強壮剤だった。
その夜は美人看護婦に面倒を見させると、翌日にはペインレスはけろりとしている。
美人看護婦の方は帰国する日だったが、ヘリの中で満面の笑みを浮かべていた。

他にもホットリップスの下の毛が何色かで賭けをしたり、
他の部隊とフットボールの賭け試合をして、インチキして逆転勝ちしてしまうとか、ハチャメチャである。
そうしないと、毎日の血みどろの手術に耐えられなかったのだ。
しかし今はホットリップスと仲良くなったデュークとホークアイにもとうとう帰国命令が下る。



カンヌ映画祭パルムドールを取った反戦映画なんだけど、テレビシリーズが10年以上続いたから、映画の方は人々の印象から消えつつある。

当時は斬新な映像がいま見るとどこかで見たことがあるものばかり。

この映画のフォロワーの多さを表している。

正直言って、ホークアイ役のドナルド・サザランドら主役にはカサノヴァみたいにもっと羽目を外してもらいたかった。

ベトナム戦争中の1970年じゃあ、限界があったのだろう。

しかも今やバリバリの共和党系放送局FOXが(ザナック時代とはいえ)製作したのだから。

2013.08.02

緑の小筺 1947 大映

監督: 島耕二 
原作: 島耕二 
脚色: 島耕二 松下東雄 

出演
夏川大二郎  (夫)
相馬千恵子 (妻)
浦辺粂子  (産婆)

ふしぎな映画だった。
日本版青い鳥だろうか?

炭焼きで暮らしを立てていた男は、息子が生まれた機会に大きな稼ぎのできる遠洋漁業に魅力を感じていた。
まだ見ぬ世界へのあこがれも手伝って、彼は山を降りていった。
妻と息子にたった一つ精巧な箱細工を残して。

しかし男が乗った漁船は嵐で沈没してしまう。
何年もたって少年に成長した息子は箱細工に父への手紙を託して、山の小川から流す。
途中、何度も人に拾われる危機があったが、箱が開けられなかったので、何ヶ月もかかって海に流れ着いた。

ある日、無人島でただ一人助かりロビンソン・クルーソーのような生活をしていた男は、同じ会社の船に発見され、久しぶりに丘に戻ってくる。
そして、箱細工も会社の人に拾われ、どうやって開けるんだとみんなが悩んでいるところに、男は出くわす。

上流では箱の回りの環境が、四季に応じて美しく変化していた。
中流に入るにしたがい、途中でせき止められたり、開けられそうになるが、苦難の末、大海にまで箱はたどり着く。
このあたりが見所だと思う。

マイ・ドッグ・スキップ 2000 ワーナー

監督 ジェイ・ラッセル
原作 ウィリー・モリス
脚本 ゲイル・ギルクリースト

出演:
フランキー・ムニッズ (ウィリー)
ダイアン・レイン 母
ケヴィン・ベーコン 父
ルーク・ウィルソン 隣人

ワンちゃん映画だ。
犬好きには堪えられない。


ウィリーは弱虫な少年。
父親はスペイン内乱で片足を失ってから偏屈ものになってしまった。
しかし母親の愛情を一身に受け育っている。

学校に上がる頃、母親はウィリーに友達がいないことを気にしていた。
そこで可愛らしい犬スキップを誕生日祝いにプレゼントした。

ウィリーはそれ以来、どこへ行くのもスキップと一緒。
彼らは外で遊ぶようになり、いじめっ子とも積極的に関わるようになって、イニシエーションを乗り越え、仲良くなった。
ガールフレンドもできた。
全てはスキップが彼の世界を広げてくれたおかげだった。

ところが野球の試合の最中に外野でエラーをしてくさるウィリーにスキップが元気づけようと構ったため、試合が中断してしまい、思わずかっとなってウィリーは手を出してしまった・・・


名犬ラッシーのようなドラマチックさはないが、ほろりとくる映画。
子供が小さいときには犬を飼わせるのが良さそうだ。

印象的だったのは、いじめっ子の集団にいつの間にかウィリーがとけ込んでいたこと。
昔は子供たちのいじめも限度があったのだ。
親の生活格差があまりなかったこともあるだろうが。



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